かえんかずら (火焔葛)





●ブラジルからパラグアイが原産です。蔓性の低木ですが、高さは10メートル以上になります。葉は2~3個の小葉からなり、先端の1個は巻きひげになります。12月から3月ごろ、長く垂れ下がった蔓に、鮮やかな橙色の花を咲かせます。花冠は5裂して反り返ります。別名で「フレーミングトランペット」と呼ばれることもあります。
●ノウゼンカズラ科ピロステギア属の常緑低木で、学名は Pyrostegiavenusta。英名は Flame vine, Orange trumpet vine。
パンドレア: | パンドレア・パンドラナ パンドレア・ヤスミノイデス ピンク凌霄花 |
ピロステギア: | 火焔葛 |
プセウドカリンマ: | ガーリックバイン |
ラデルマケラ: | 栴檀木大角豆 |
ロウソクノキ: | 蝋燭の木 |
カエンカズラ
(Pyrostegiavenusta から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/17 15:13 UTC 版)
カエンカズラ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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カエンカズラの花
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分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Pyrostegia venusta (Ker Gawl.) Miers | ||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Flame vine |
カエンカズラ(火炎葛[1][2]、学名:Pyrostegia venusta)はノウゼンカズラ科ピロステギア属のつる性常緑樹。
特徴
高さ2–3 mに達する。葉は3出複葉で対生し、頂小葉は巻きひげになることがあり、これでフェンスなどに絡みつく。小葉はほぼ無毛で長さ7–12 cm。花筒は長さ7–8 cmと長く、ラッパ型でオレンジ色の花を多数まとめて咲かせる。花期は春。果実は細長い朔果[1][2]。
分布と生育環境、利用
南米ブラジル、パラグアイ原産。庭木や生け垣に利用[1][2]。
脚注
- ^ a b c (大川 & 林 2016, p. 424)
- ^ a b c (林 & 名嘉 2022, p. 57)
参考文献
- 米倉浩司; 梶田忠 (2003年). “カエンカズラ”. BG Plants 和名-学名インデックス (YList). 2024年2月8日閲覧。
- 林, 将之、名嘉, 初美『沖縄の身近な植物図鑑』ボーダーインク、那覇、2022年。ISBN 9784899824350。
- 大川, 智史、林, 将之『琉球の樹木』文一総合出版、東京都新宿区、2016年。 ISBN 9784829984024。
外部リンク
- カエンカズラ 咲くやこの花館
- カエンカズラ おきなわ緑と花のひろば
- 燃えてるかのような(カエンカズラ) 東南植物楽園スタッフブログ
- カエンカズラ 福岡市植物園
- カエンカズラ 神戸市公園緑化協会
- Pyrostegiavenustaのページへのリンク