プログレスM1-10とは? わかりやすく解説

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プログレスM1-10

(Progress M1-10 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/05 00:40 UTC 版)

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プログレス M1-10
ISSから離脱するプログレスM1-10
任務種別 ISSの補給
運用者 ロシア連邦宇宙局
COSPAR ID 2003-025A
特性
宇宙機種別 プログレス-M1 (11F615A55)
製造者 RKKエネルギア
任務開始
打ち上げ日 2003年6月8日 10時34分 (UTC)
ロケット ソユーズ-U
打上げ場所 バイコヌール 1/5
任務終了
廃棄種別 軌道離脱
減衰日 2003年10月3日 12時38分49秒 (UTC)
軌道特性
参照座標 地球周回軌道
体制 低軌道
傾斜角 51.6 度
ISSのドッキング(捕捉)
ドッキング ピアース
ドッキング(捕捉)日 2003年6月11日 11時14分53秒 (UTC)
分離日 2003年9月4日 19時41分44秒 (UTC)
dock時間 3ヶ月

プログレスM1-10は2003年にロシア連邦宇宙局国際宇宙ステーション(ISS)の補給のために打ち上げたプログレス補給船NASAではProgress 1111Pなどとも称する。プログレス-M1 (11F615A55)型であり、シリアル番号は259番だった[1]

運用

プログレスM1-10は2003年6月8日10時34分(GMT)にバイコヌール宇宙基地1/5発射台からソユーズ-Uで打ち上げられた[1]。 3日後の6月11日11時14分53秒(GMT)、M1-10はISSのピアースにドッキングした[2][3]

約3ヶ月間ドッキングを続け、ソユーズTMA-3の到着の準備として、同年9月4日19時41分44秒(GMT)にドッキングを解除した[2][4]。ドッキング解除後、一ヶ月間ほどは軌道に残り、地球観測ミッションを行った。[3]。10月3日の11時26分(GMT)ごろ軌道を離脱し[2]、太平洋上の大気圏に再突入して燃え、燃え残りは12時38分49秒(GMT)に海上に落下した[2][5]

搭載貨物

プログレスM1-10は第7次長期滞在のクルー向けの食料、水、酸素などのほか科学研究用の装置類も積んでおり、宇宙ステーションの軌道補正用の燃料なども積んでいた。

参考文献

  1. ^ a b McDowell, Jonathan. “Launch Log”. Jonathan's Space Page. 2009年6月7日閲覧。
  2. ^ a b c d Anikeev, Alexander. “Cargo spacecraft "Progress M1-10"”. Manned Astronautics - Figures & Facts. 2007年10月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年6月7日閲覧。
  3. ^ a b Wade, Mark. “Progress M1”. Encyclopedia Astronautica. 2016年7月11日閲覧。
  4. ^ Zak, Anatoly. “Progress cargo ship”. RussianSpaceWeb. 2009年6月7日閲覧。
  5. ^ McDowell, Jonathan. “Satellite Catalog”. Jonathan's Space Page. 2009年6月7日閲覧。

関連項目

外部リンク




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