Prelude No.6とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 趣味 > ピティナ・ピアノ曲名 > Prelude No.6の意味・解説 

モンポウ:前奏曲 第6番

英語表記/番号出版情報
モンポウ前奏曲 第6番Prelude No.6作曲年1930年  出版年1952年  初版出版地/出版社: Salabert 

作品解説

2008年6月 執筆者: 和田 真由子

前奏曲の5~10番は、1930年51年にかけて作曲され、《6つの前奏曲》として翌年1952年にSalabert社より出版された。
この《前奏曲第6番》がかかれたのは1930年左手のために書かれているという点で、前奏曲の中では特異な存在である。モデラート―カンタービレ・エスプレッシーヴォ。全体としては、冒頭動機発展していく形でかかれている。拍子調号はなし。小節線一切かかれておらず、演奏者充分なルバート求められる曲の構造把握した上で一つ一つ音の余韻をいかに演出していくか。打鍵や息づかい、ペダル踏み方などにおいても集中力繊細な耳を要する心の内奥を震わせるような、悲しく美し一曲である。




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Prelude No.6」の関連用語

Prelude No.6のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Prelude No.6のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
社団法人全日本ピアノ指導者協会社団法人全日本ピアノ指導者協会
Copyright 1996-2024 PianoTeachers' National Association of Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS