POiSON_GiRL_FRiENDとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > POiSON_GiRL_FRiENDの意味・解説 

POiSON GiRL FRiEND

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/11 02:51 UTC 版)

POiSON GiRL FRiEND
別名
  • ポイズン・ガール・フレンド
  • nOrikO
出身地 日本,東京都
ジャンル
活動期間 1989年 -
レーベル Psychoplanet
ビクターエンタテインメント
(1991-1992)
日本コロムビア
(1993-1994)
公式サイト http://www.psychopla.net

POiSON GiRL FRiEND (ポイズン・ガール・フレンド)は、日本の音楽ユニット・女性歌手

1990年の活動開始初期には The Poison Girl Friend, Poison Girl Friendsとして、複数メンバーからなるユニットであったが、1991年末以降、一貫してnOrikOによるソロユニットであり、現在では一般にはそのnOrikOの別名として用いられている。本項目ではPOiSON GiRL FRiENDの名義によるものか否かにかかわらず、nOrikOを統合した形で記載する。ユニット名はモーマスのアルバム、"ポイズン・ボーイ・フレンド” から[1]

表記

英米のサイトでは Poison Girlfriend と表記されることがあるが[2][3]、アルバム等公式資料ではPoison Girl Friend と3語で表記。また公式には、iのみ小文字を他を大文字とした POiSON GiRL FRiEND が用いられている。業界ではしばしばPGFの略記が用いられることがある。日本語ではカタカナ表記では「ポイズン・ガール・フレンド」と"・"(中黒)2つ。また人名についても nOrikOとOのみを大文字にする表記が公式のもの。ただしこれら表記のゆれに関しては公式、準公式の資料などでもそれほど厳密ではない。

来歴

  • 1988年 シンガーソングライターとしてポリドール・レコードと契約[4]
  • 1989年 The POiSON GiRL FRiENDとしてライブ活動を開始。
  • 1990年 六本木のParadisso、白金台のGiger Bar でアンビエントDJとして活動開始。
  • 1991年 Poison Girl Friendsとして自主制作初アルバム「Poison Girl Friends」リリース(Psycho Planet Communicaitons)。この時のメンバーはnOrikO & 小雪結華。
  • 初期のインディーズ時代の活動に参加/共演した藤本敦夫橋本一子斎藤ネコ大津真江藤直子菊地成孔、西村雄介、白井嘉一郎、渡辺等、BABY TOKIOらのミュージシャンの多くとは現在に至るまでコラボレーションが続く。
  • 1992年 ビクターエンタテインメント/エンドルフィンから「MELTING MOMENT」でメジャー・デビュー。同アルバムにはCMJK、斎藤ネコカルテット、大津真、磯貝健らが参加している。
  • このころからクラブに依拠した活動も多く、川崎CLUB CITTA’The Shamenオープニングアクトに出演。Nobby uno、DJ WADA、Heigo Taniらと結成した音楽ユニットDark Eyed Kid名義では、Justin RobertsonWilliam OrbitがDJとして参加した西麻布のイエローのイベントで初ライブを行なった。William Orbitはキーボードでも参加。Cutemenのミニアルバムにゲスト参加。
  • 1993年 日本コロムビアに移籍。モーマスのプロデュースによりロンドン録音で「Shyness」、ミニアルバム「Mr. Polyglot Remix」をリリース。同年、Dark Eyed Kid名義ではSpiralからダンス・ミュージック系「Angelic House」をリリース。
  • 1994年 日本コロムビアから「Love me」をリリース。自らプロデュースを担当し東京でレコーディングすることで「前作であまりにも色濃かった"モーマス色”の払拭」を図る[5]
  • 1996年から自主レーベル・Psychoplanetに依拠して、NObby uNOとのダンス・ミュージック・ユニット・Kiss-O-Matic として「circularhythm(1996)」、「Sambanista! (1997)」「St. Angelique(1997)」をリリース。
  • 2000年-2004年 フランス在住。ライブ活動の傍ら、コーディネート・CM音楽で活動。
  • 2005年に帰国し、ライブやDJで主に活動。
  • 2014年、POiSON GiRL FRiEND として20年ぶりのアルバム「rondoElectro」リリース。未発表旧作リマスタリング楽曲も含めてヲノサトル、大津真(Giulietta Machine)、サカエコーヘイ(COOOK)、高橋コウジ(タカハシテクトロニクス)、ハゼモトキヨシ(Sigh Society)、福間創(Soyuz Project)、ツキノワリョータ(リハビリ)、藤本敦夫、Picorin(ex Cutemen)、加藤みちあき恒松正敏、西村雄介、宇野正展らが参加した[6]
  • 2018年、 エレクトロニクス系ミュージャンとの書下ろし新曲8曲と、PIL/Poptonesのカバー(CDのみ収録)を収録したアルバム「das Gift」をNekon Recordsからリリース。 DJ WADA、ハゼモトキヨシ(Sigh Society)、高橋コウジ(Palomatic)、Kohei Sakae、AE35、696SystemS、Moyuruが参加。
  • 2023年、1993-1994発売の「Shyness」「Mr. Polyglot Remix」「Love me」3作からそれぞれ4,2,4曲をnOrikO自らコンパイルしたアルバム「exQuisxx」をアナログ盤はHMV record shop、配信は日本コロムビアからリリース。これには「Love me」からのシークレット・トラックが含まれている。

ディスコグラフィー

アルバム

POiSON GiRL FRiEND

  • POiSON GiRLFRiENDS(Psycho Planet Communications, 1991)
  • MELTING MOMENT(ビクターエンタテインメント、1992)
  • Shyness(日本コロムビア、1993)
  • Mr. Polyglot Remix(日本コロムビア、1993)
  • LOVE ME (日本コロムビア、1994)
  • rondoElectro (Psychoplanet, 2014)
  • das Gift (Nekon Records, 2018)
  • exQuisxx (HMV, 日本コロムビア、2023)

Dark Eyed Kid

  • Angelic House (Spiral, 1993)

Kiss-O-Matic

  • circularhythm(Psychoplanet, 1996)
  • Sambanista! (Psychoplanet, 1997)
  • St. Angelique(Psychoplanet, 1997)

Kiss-O-Matic Remix

  • Tea 4 you (Track 4 me) from circularhythm Remixed by DJ WADA(Psychoplanet, 12inch Vinyl )
  • Kiss-O-Matic / Make a Miracle(DJ SHINKAWA'SSSS Remix) from Sambanista by DJ SHINKAWA(Psychoplanet, 12inch Vinyl )

参加アルバム

  • Hysteric Ball Room vol2 (Dark Eyed Kid名義、東芝EMI,1993)
  • Les jours de vacances en Provence : (NORIKO名義、Portazul, 1994)
  • Tribute to NEW WAVE (PGF名義、For the independent magazine “MEGABANK” 、1995)
  • TASTE OF SWEET LOVE : Heidi 5 / おしえて(TRYCLE, 1997)
  • Voice From Tokio (hoarfrost feat.nOrikO名義、Limited Records, 2000)
  • Hub Compilation Album (Kaz Mashino feat. POiSON GiRL FRiEND, Nekon Records, 2016)

脚注

出典

  1. ^ Remix Magazine, 1993年7月号 インタビュー
  2. ^ BBC Playlister - Poison Girlfriend
  3. ^ last.fm - Poison Girlfriend
  4. ^ POiSON GiRL FRiEND再始動!テクノポップ All About” (2014年7月10日). 2014年7月14日閲覧。
  5. ^ 流行通信1995年2月号
  6. ^ <90年代のテクノ・ブームが再燃?>ポイズン・ガールフレンドが20年ぶりのニューアルバム Japan In-Depth” (2014年6月14日). 2014年6月15日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「POiSON_GiRL_FRiEND」の関連用語

POiSON_GiRL_FRiENDのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



POiSON_GiRL_FRiENDのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのPOiSON GiRL FRiEND (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS