PCゲーム市場の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/26 05:32 UTC 版)
「パソコンゲーム」の記事における「PCゲーム市場の状況」の解説
世界 2002年に発表されたSteamが徐々に一般化したことで、パソコンゲームの流通に大きな変化が起きた。後述→#Steam 2010年以降、PC上でしかプレイできないマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ (MOBA) というジャンルの急激な普及と、エレクトロニック・スポーツやTwitchなどのライブストリーミング配信プラットフォームで観戦して楽しむ人達の増大が、PCゲームの市場規模拡大を後押ししている。今後もスマートフォンと並んでゲーム市場の成長の牽引役となることが予測されている。 久夛良木健によれば、PCでのゲーム開発環境ひいてはゲームプレイ環境の充実により、ゲームタイトル開発における家庭用ゲームとPCゲームのプラットフォームの融合も進んでいる。 日本の状況 低価格のスマートフォンの普及(日本ではコンソールゲームやアーケードゲームの市場が衰退するほど進んでいる)や、日本語表示に非対応などの理由により、Steam総ユーザ数のうち、日本ユーザは4 - 5%まで増えてはいるが、依然ニッチ市場から脱するには至っていない。ニッチ市場ということもあり少数の人々から大きく利益を得ようとするため高価格な傾向にある。日本のPCゲーミング市場は3000万ドルの規模という。ハイエンド指向が最も強い。
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