openBVE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/01 05:47 UTC 版)
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作者 | Michelle, Anthony Bowden, Odakyufan |
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開発元 | Openbve project |
初版 | 2009年3月23日 |
最新版 |
1.11.2.2 / 2025年6月30日
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リポジトリ | |
対応OS | Windows, Macintosh, Linux |
ライセンス | パブリックドメイン |
公式サイト | Welcome to the openBVE Project homepage |
OpenBVEは、Bve trainsimとの互換性を持ったパソコン用鉄道運転シミュレーションゲームのパブリックドメインソフトウェアである。
特徴
openBVEはソースコードが公開され、誰もが機能の追加、修正をできるようになっている。Bve trainsimとは異なりDirectXの代わりにOpenGL、OpenAL、SDLが使用されており、Windows、Macintosh、Linuxの各OSに対応している。
BVE2・4とはほぼ互換性があり、BVE2・4向け路線はopenBVEでほぼ運転できる。逆に、openBVE独自の機能を使用した路線はBVE2・4では運転できない。
独自機能
openBVEではBve trainsimには無い機能が実装されている。Ver.1.8.0.2で実装されている独自機能は次の通り。
- AIによる自動運転[1]
- 視点の変更(車外視点・路線視点・フライバイ視点など)
- 3D (立体)運転室
- 脱線・衝突・横転機能
- アニメーションオブジェクト(動くストラクチャ)
- Track Following Object[2]
- 他にも多数あり
OpenBVEの今後
2012年5月7日に当時の開発者であるMichelleの公式サイト上で開発中止が発表され、openBVEはVer.1.4.1.2をもって公式サイトが閉鎖されたが、その後開発チームの一人だったOdakyufanなどがウェブサイトでソースコードやソフトウェアなどを公開しており、Odakyufanの公式サイトではバージョン1.4.2 1.4.3が配布されていた。1.4.1.2との違いはアドオンのダウンロード機能が廃止されていることだけである。
その後有志の手により開発プロジェクトが再開され、2024年7月25日公開のバージョン1.11.0.0にて、不完全ではあるもののBVE5形式のデータの読み込みに対応した。[3]
脚注
- ^ ATOプラグインによるものではないため、ATO非搭載車などでもほとんどの車両で自動運転ができる
- ^ BVE5で他列車機能として実装された。ただし、BVE5とは機能が若干異なる
- ^ Project, The OpenBVE (2024年8月19日). “OpenBVE v1.11.0.2” (英語). OpenBVE. 2024年8月30日閲覧。
関連項目
外部リンク
- openbve project(公式サイト)
- The openBVE Download Homepage (ダウンロードのホームページ)
- BVE WorldWide(コミュニティサイト)
- openBVE Japanese(2009年2月6日で更新停止) - ウェイバックマシン(2009年2月11日アーカイブ分)
固有名詞の分類
- OpenBVEのページへのリンク