たましだ (玉羊歯)
●わが国の本州、伊豆半島から紀伊半島それに四国・九州の沿岸部をはじめ、世界の熱帯・亜熱帯地域に広く分布しています。海岸の岩場や樹木の幹などに生えます。葉は1回羽状複葉で叢生し、多くの羽片がつきます。匍匐枝をだして広がりますが、ところどころに貯水用の塊茎をつけ、これが名前の由来となっています。
●タマシダ科タマシダ属の常緑シダ類で、学名は Nephrolepiscordifolia。英名は Narrow swordfern, Fishbone fern。
タマシダ: | ネフロレピス・エクサルタータ 玉羊歯 |
タマシダ
(Nephrolepiscordifolia から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/08 14:07 UTC 版)
タマシダ(玉羊歯、学名:Nephrolepis cordifolia)は、ツルシダ科タマシダ属に属するシダ植物で、日本の南部に生育する。乾燥した地面や樹上に生え、時に観賞用に栽培される。
- ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Nephrolepis cordifolia (L.) C.Presl”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2021年4月3日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Nephrolepis auriculata (L.) Trimen, nom. utiq. rej.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2021年4月3日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l 土橋豊 1992, p. 108.
- ^ 島袋敬一編著 『琉球列島維管束植物集覧【改訂版】』 九州大学出版会、1997年、47頁、ISBN 4-87378-522-7。
- ^ 『園芸植物大事典 2』,(1994),p.1727
- ^ 浅山他(1977), p. 206
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