NATとPATの区別
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/04 23:17 UTC 版)
「ポートアドレス変換」の記事における「NATとPATの区別」の解説
PATはベンダーごとに異なる名前で呼ばれている。Hide-Mode NAT(チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ)、PAT(シスコシステムズ)、 NAPT(RFC 3022)、SNAT/MASQUERADE(Linux iptables)、Internet Connection Sharing(マイクロソフト)などがその例である。ネットワークアドレス変換(NAT)の主要目的はインターネット上のIPアドレスの枯渇問題を対処することであるので、NATはPATアプリケーションを表す総括的な用語である。詳細は RFC 1631 および RFC 2663 を参照。 NATを提供する一部の機器、例えばブロードバンドルータなどは、実質的にはPATを提供している。従って、NATとPATの間には不明瞭な部分がかなりある。PAT機器を含めたNATの一般的な用途からすると、PATはNATとはまったく異なった技術よりは、むしろNATの一種であると考えるのが正しい。
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