Marshal.GetFunctionPointerForDelegate メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

Marshal.GetFunctionPointerForDelegate メソッド

メモ : このメソッドは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

デサンクへのポインタ可能な関数ポインタに変換します。

名前空間: System.Runtime.InteropServices
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Shared Function GetFunctionPointerForDelegate
 ( _
    d As Delegate _
) As IntPtr

Visual Basic (使用法)

Dim d As Delegate
Dim returnValue As IntPtr

returnValue = Marshal.GetFunctionPointerForDelegate(d)

C#

public static IntPtr GetFunctionPointerForDelegate
 (
    Delegate d
)

C++

public:
static IntPtr GetFunctionPointerForDelegate (
    Delegate^ d
)

J#

public static IntPtr GetFunctionPointerForDelegate
 (
    Delegate d
)

JScript

public static function GetFunctionPointerForDelegate
 (
    d : Delegate
) : IntPtr

パラメータ

d

アンマネージ コードに渡されるデリゲート。

戻り値
アンマネージ コードに渡すことができる System.IntPtr 値。アンマネージ コードはこの値を使用して、基になるマネージ デリゲートを呼び出すことができます。

例外

例外の種類	条件
ArgumentNullException	d パラメータが null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。

解説

d デリゲートは、アンマネージ コードに渡すことができる関数ポインタに変換されます。

デリゲートがマネージ コードからガベージ コレクタ (GC: Garbage Collector) によって収集されるのを手動で防ぐ必要があります。GC はアンマネージ コードへの参照を追跡しません。

.NET Framework のセキュリティ

• SecurityPermission  (アンマネージ コードを呼び出すために必要なアクセス許可)。 UnmanagedCode (関連する列挙体)。LinkDemand (セキュリティ アクション)。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0
.NET Compact Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
Marshal クラス
Marshal メンバ
System.Runtime.InteropServices 名前空間