MRIスキャナーのSARの測定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 23:22 UTC 版)
「比吸収率」の記事における「MRIスキャナーのSARの測定」の解説
核磁気共鳴画像法(MRI)では、規制(IEC 60601-2-33に記載)は少し複雑である。 全身SAR局所SAR頭部SAR部分SAR (a)体の部分→前身 露出した部分 頭部 頭部 胴体 四肢 動作モード↓(W/kg) (W/kg) (W/kg) (W/kg) (W/kg) (W/kg) 通常2 2–10 (b) 3.2 10 (c) 10 20 第1レベル管理4 4–10 (b) 3.2 20 (c) 20 40 第2レベル管理>4 >(4–10) (b) >3.2 >20 (c) >20 >40 短期SAR任意の10秒間のSAR制限は、記載されている値の2倍を超えてはならない Note: 平均をとる時間は6分。 (a) 部分SARは10gの組織について決定される。 (b) 限度は、「晒された部分の質量/患者の質量」の比率で動的に変化する。 通常動作モード: 局所SAR = 10 W/kg - (8 W/kg × 晒された部分の質量/患者の質量)第1レベル管理動作モード: 局所SAR = 10 W/kg - (6 W/kg × 晒された部分の質量/患者の質量) (c) 軌道が小型の局所RF送信コイルの範囲内にある場合は、温度上昇が1℃に制限されるように注意する必要がある。
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