MP4/2B
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/13 09:19 UTC 版)
「マクラーレン・MP4/2」の記事における「MP4/2B」の解説
1985年に向け、車両規則に合わせた修正を加え、ボディワークのデザインを変更したのがMP4/2Bである。ウイングレットが廃止され、リアサスペンションがプッシュロッド化され、1984年シーズンに使用していたシャシーそのものに改造を加えてMP4/2Bとされた。前年はテストマシンとして使用されていたMP4/2の4号車(MP4/2-4)もMP4/2Bに改造され(MP4/2B-4)、開幕戦のブラジルグランプリで実戦に初めて投入された。このレースには、新規に作成されたシャシー、MP4/2B-5も持ち込まれた。 第15戦の南アフリカグランプリで新たなシャシー、MP4/2B-6が投入された。この車体は、完全にマクラーレンのファクトリーで作成された初のシャシーである。なお、タイヤはこのシーズンからグッドイヤーを使用するようになった。 このシーズンは前年ほど万全ではなく、ラウダのマシンにメカニカルトラブルが頻発した。一時はフェラーリのミケーレ・アルボレートにポイントをリードされたが、最終的に5勝を挙げたプロストが自身初のドライバーズタイトルを獲得した。コンストラクターズタイトルも連覇。
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