ナミカンムリトカゲとは? わかりやすく解説

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ナミカンムリトカゲ

(Laemanctus longipes から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/21 01:03 UTC 版)

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ナミカンムリトカゲ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : トカゲ亜目 Sauria
下目 : イグアナ下目 Iguania
: イグアナ科 Iguanidae
亜科 : バシリスク亜科 Corytophaninae
: カンムリトカゲ属
Laemanctus
: ナミカンムリトカゲ L. longipes
学名
Laemanctus longipes
(Wiegmann, 1834)
和名
ナミカンムリトカゲ
英名
Conehead iguana

ナミカンムリトカゲ(並冠蜥蜴、Laemanctus longipes)は、爬虫綱有鱗目イグアナ科(バシリスク科とする説もあり)カンムリトカゲ属に分類されるトカゲ。カンムリトカゲ属の模式種

分布

グアテマラニカラグアベリーズホンジュラスメキシコ

形態

全長60cm。体色は鮮やかな緑色。体形は細い。

後頭部に突起があり、冠や角の様に見えることが和名や英名の由来と思われる。この突起にはカンムリトカゲ属のノコヘリカンムリトカゲと違い、鋸状の突起は見られない。種小名longipesは「長い足」の意で、名前の通り四肢は長く樹上での生活に適している。尾は非常に長い。

亜種

  • Laemanctus longipes deborrei Boulenger, 1877
  • Laemanctus longipes longipes Wiegmann, 1834
  • Laemanctus longipes waltersi Schmidt, 1933

生態

熱帯雨林に生息する。樹上性で野生では滅多に地上に降りないとされる。

食性は動物食で、昆虫類節足動物、小型爬虫類等を食べる。

繁殖形態は卵生。

人間との関係

ペット用として流通されることがあり、日本にも輸入されている。主に野生個体が流通する。どの亜種が流通しているかは不明。高さのあるケージに止まり木や観賞植物を組み合わせたテラリウムで飼育される。

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