LGA2011
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/02 09:15 UTC 版)
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| ソケット形式 | LGA-ZIF |
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| チップ形状 | FC-LGA |
| 接点数(ピン数) | 2011 |
| FSBプロトコル | DMI |
| 採用プロセッサ | #採用製品を参照 |
| 前世代 | LGA1366 LGA1567 LGA1356 |
| 次世代 | LGA3647 LGA2066 |
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この記事はCPUソケットシリーズの一部です |
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LGA2011(別名:Socket R)は、ランド・グリッド・アレイ (Land grid array) を採用したインテル製CPUソケットで、LGA1366とLGA1567の後継にあたる規格の1つである。別名の"R"はPatsburg(製品名X79)チップセットベースのプラットフォームに与えられた開発コードネーム、"Romley"に由来する。
概要
Sandy Bridge の i7 ハイエンドデスクトッププロセッサー用CPUソケットとして2011年第4四半期に発表され、さらにサーバ用CPUの Xeon E5 ファミリーや後継CPUである Ivy Bridge のファミリーにも引き継がれた。
その後リリースされた Xeon E7 ファミリーでは新たに互換性のない LGA2011-1[1] が採用され、引き続き E5 用に採用されたソケットは LGA2011-0 と表記[2][3]されるようになった。
なお Intel 公式文書では上記二種類に加え、互換性のない両者を区別せず包括する FCLGA2011 という表記[4]も使用されているため注意が必要である。
LGA2011-v3 は Haswellと Broadwell に対応しており、ハイエンドデスクトップ用及びサーバ用CPUのソケットである。LGA2011-0 や LGA2011-1 との互換性はない。Intel 公式文書では FCLGA2011-3 という表記も使用されている。
採用製品
メモリコントローラとPCI ExpressコントローラをCPUに内蔵し、CPU間の通信にQPI、チップセット(PCH)との通信にDMI2.0を利用する。
LGA2011 (Socket R)
LGA2011-1 (Socket R2)
LGA1567の後継にあたる規格である。
LGA2011-v3 (Socket R3)
脚注
関連項目
外部リンク
- LGA2011-v3のページへのリンク