KPS 9566-2000のコード構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 16:08 UTC 版)
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KPS 9566-2000は94×94の文字集合であり、整列を除いた全体的な構造はKS X 1001と類似する。 21(16進) ~ 2C(16進): 特殊文字領域(符号、絵文字、チョソングルの字母、平仮名、片仮名、ギリシア文字、キリル文字など) 2F(16進): ユーザー定義領域 30(16進) ~ 4C(16進): チョソングル領域(よく使われる2679字を北朝鮮の字母配列に従って配列されている) 4D(16進) ~ 7E(16進): 漢字領域(4653字をチョソングルの読音の順序に従って配列されている) 4C(16進)行と7E(16進)行の50(16進)列からは、それぞれユーザー定義の領域B・Cとなっている。 KPS 9566-2000に割り当てられた8259字のうち、83字がUnicodeに収録されていない(いくつかはUnicode 4.0で追加された)。そのうち77字が特殊記号、残り6字が金日成と金正日専用のチョソングル(太字。24(16進)行の68(16進)列から6D(16進)列まで)で、通常のチョソングルとは別に収録されている。なお、その後金正恩専用のチョソングルも収録されたと見られる(少なくともRedstar OS 3.0のフォントには収録されている)。
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