KENJI (加古隆のアルバム)とは? わかりやすく解説

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KENJI (加古隆のアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/17 07:53 UTC 版)

KENJI
加古隆スタジオ・アルバム
リリース
録音 1988年9月・10月
ジャンル イージーリスニング
時間
レーベル CBSソニー
加古隆 アルバム 年表
スクロール
1987年
KENJI
1988年
幻想行
1989年
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KENJI』は加古隆のアルバム。

1988年12月9日に発売され、その後廃盤となっていたが、2003年10月22日にデビュー30周年を記念して再発売された。

宮沢賢治の諸作品から着想を得て書かれたそれぞれの曲に、作品の朗読を重ねる構成になっており、収録された曲が全て同じテーマで貫かれていることから、アルバム全体が組曲的な要素を持っている。ジャケットには宮沢賢治が描いた水彩画「日輪と山」が使用されている。

収録曲

  • プロローグ - イーハトヴと賢治, I am so cool!
演奏中に宮沢賢治の短歌が朗読される。
  • 永訣の朝
死にゆく妹トシへの、宮沢賢治の想いを綴った詩「永訣の朝」を抜粋で収録。この曲は独立した作品としても、コンサートで度々演奏される。
  • 銀河鉄道の夜 ある農学生の日誌〜銀河鉄道〜蠍座
岩手県から北海道へと修学旅行に向かうため、汽車に乗った「ある農学生」の日誌が音楽と共に朗読され、場面がそのまま音楽を橋渡しに「銀河鉄道の夜」へと移っていくという演出になっている。
  • セロ弾きのゴーシュ ゴーシュのテーマ〜インドの虎刈りのテーマ
セロ弾きのゴーシュ」より。サブタイトルにある「インドの虎刈り」が実際に作品内に登場する。
  • 風の又三郎 情景I〜情景II〜情景III
風の又三郎」より。加古隆のフリー・ジャズ時代を思わせる演奏と、効果的なパーカッションにより、独特の雰囲気が醸し出されている。
音楽と共に宮沢賢治の日記が朗読され、静かにアルバムを締めくくる。

メンバー

関連項目




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