KADDB工業団地
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「アブドゥッラー2世国王設計開発局」の記事における「KADDB工業団地」の解説
2009年10月、アブドゥッラー2世国王は、KADDB工業団地(KADDB Industrial Park)を落成させた。同団地は、中東で初の試みとなる防衛産業と自動車産業に特化した経済特区である。KADDB工業団地は有限責任公開会社で、アブドゥッラー2世国王設計開発局が単独で保有している。同社は2006年、経済特区法に従って設立された。経済特区法は、ヨルダンの工業水準や投資誘致の向上と、車両生産に関する現場の発展を促すために制定され、その文脈において、助成金制度、免税措置(tax exemption)、最高の物流環境、インフラ、適切な運営を保障することで、外国からの投資を誘致するよう環境を整えている。また、同団地では、防衛産業や他の施設が必要とする安全対策も良好であり、投資の成功をより確かなものにしている。同団地の敷地は、マフラク県のハーリディーヤにある3800ドゥナム(380ヘクタール)ほどの土地で、アンマンから50km、ザルカから24km離れており、サウジアラビア、イラク、シリアへ通じる道路の交差点がある。この立地条件は、KADDB工業団地で生産された商品を中東諸国へ輸出するのに好都合である。
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