JTAの実装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/15 06:59 UTC 版)
「Java Transaction API」の記事における「JTAの実装」の解説
JTA APIは2つのJavaパッケージにあるクラス群で構成される: javax.transaction javax.transaction.xa JTAはX/Open XAアーキテクチャに基づいているが、トランザクション境界を設定するために2つのAPIを定義している。JTAでは EJBサーバのようなアプリケーションサーバとその上のアプリケーションコンポーネントを区別する。アプリケーションサーバがトランザクションの開始/コミット/ロールバックを指示するためのインタフェースとしてjavax.transaction.TransactionManagerがある。また、サーブレットやEJBがトランザクションを管理するためのインタフェースとして javax.transaction.UserTransaction がある。右の図は X/Open XAインタフェースとして使われる JTA のクラスを示している。 JTAアーキテクチャでは、各リソースマネージャ上に javax.transaction.xa.XAResourceインタフェースを実装してTPモニターから制御できるようにする必要がある。前述したように各リソースマネージャには以下のような固有のAPIがある。 関係データベース用: JDBC メッセージングサービス用: JMS 汎用EIS(企業情報システム)リソース用: Jakarta EE コネクター API
※この「JTAの実装」の解説は、「Java Transaction API」の解説の一部です。
「JTAの実装」を含む「Java Transaction API」の記事については、「Java Transaction API」の概要を参照ください。
- JTAの実装のページへのリンク