JISの国際規格対応の程度について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 03:59 UTC 版)
「日本産業規格」の記事における「JISの国際規格対応の程度について」の解説
JISの国際規格への対応の程度によって、JIS規格には略号が付される。略号はJIS文書の付属書等に対応表や説明書きを参照することで把握することができる。 IDT(Identical):一致 次の場合、国家規格は国際規格と一致する。 a) 国家規格が、技術的内容、構成及び文言に関して一致している。 b) 国家規格が、技術的内容及び構成に関して一致しているが、最小限の編集上の変更を含む。 MOD(Modified):修正 許容される技術的差異が明記され、説明されている場合は、国家規格は、国際規格に対する修正となる。 国家規格は国際規格の構成を反映するが、構成を改変しても両規格の内容が容易に比較できる場合は、構成の変更が許される。修正規格も、一致規格の場合に許される変更を含んでよい。 NEQ(Not Equivalent):同等でない 国家規格は、技術的内容及び構成において、国際規格と 同等でなく、変更点が明記されていない。 国家規格と国際規格との明確な対応が見られない。このカテゴリは、国際規格の採用に該当しない。
※この「JISの国際規格対応の程度について」の解説は、「日本産業規格」の解説の一部です。
「JISの国際規格対応の程度について」を含む「日本産業規格」の記事については、「日本産業規格」の概要を参照ください。
- JISの国際規格対応の程度についてのページへのリンク