InvisiClues
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/05 01:33 UTC 版)
「インフォコム (アメリカ合衆国の企業)」の記事における「InvisiClues」の解説
当初、マイク・ドーンブルックが Zork User's Group (ZUG) と称して有償のヒント提供サービスを行っていた。ドーンブルックはまたインフォコムの顧客向けニュースレター The New Zork Times も刊行し、新製品の紹介とゲームのヒントを提供するようになった。 有償ヒント提供サービスは InvisiClues へと発展する。これはいわゆるゲーム攻略本で、パズルの答えは見えないインクで書かれており、本に付属するマーカーでその部分をなぞると答えが見られるようになっていた。ゲーマーが抱くであろう疑問への答えは2つ以上掲載されているのが普通だった。最初の答えは暗示的な微妙なヒントで、2番目、3番目と徐々により明確な答えに近づいていく。従ってプレーヤーは必要なレベルのヒントだけを見てゲームを進めることができる。通常のインクで印刷された質問部分でゲームについて多くの情報を与えてしまうことを防ぐため、InvisiClues シリーズの攻略本には誤解を与えるような嘘の質問も混入されているのが普通だった。InvisClues はコンピュータ関連書籍のベストセラーリストの常連だった。 後に InvisiClues はゲームに組み込まれるようになった。"HINT" と2回入力すると、関連する話題を選択できる画面が表示され、1つだけヒントを得られるようになっていた。
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