IO MMU の仮想化 (VT-d と AMD-Vi)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/24 15:29 UTC 版)
「x86仮想化」の記事における「IO MMU の仮想化 (VT-d と AMD-Vi)」の解説
詳細は「IOMMU」を参照 Input/Output Memory Management Unit (IOMMU)は、DMAのスルーと割り込みの再割り当てにより、イーサネット、グラフィックカード、ハードディスクコントローラなどのゲスト仮想マシンからの直接的な物理デバイスの利用を可能にする。これらは「PCIパススルー」と呼ばれることがある。 IntelおよびAMDは、次の仕様を発表している: Intel Virtualization Technology for Directed I/O (VT-d) インテルのI/O処理の仮想化支援機能。Nehalemベースのプロセッサの大半に含まれている。 詳細は「インテル バーチャライゼーション・テクノロジー」を参照 AMD AMD-Vi (以前は、単に"IOMMU"と呼んでいた) AMDは、AMD-V 向けのIOMMUの仕様を発表した。これにより、個々の仮想機械に割り込みを配送する設定が可能となり、DMA使用部分で仮想機械間の分離ができなくなる問題に対処した。仮想化抜きでもIOMMUは最近のOSでは重要な役割を果たしており、AMD Torrenza アーキテクチャでも重要な部分を占めている。
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