IK-3 (航空機)とは? わかりやすく解説

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IK-3 (航空機)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 15:41 UTC 版)

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IK-3

IK3の模型

  • 用途戦闘機
  • 設計者:リュボミール・イリチ、コスタ・シブツェフ、スロボーダン・ジュルニチ
  • 製造者:ロゴザルスキ(イカルス)社
  • 運用者**ユーゴスラビア王国(RYAF)
  • 初飛行1938年5月
  • 生産数:13機
  • 運用開始1939年7月
  • 退役1941年4月
  • 運用状況:退役

IK-3は、第二次世界大戦の初期にユーゴスラヴィアのイカルス社で開発されたレシプロ戦闘機である。1937年から開発が始まった引込脚を持つ単葉戦闘機で、イギリスから輸入していたハリケーンMk.Iをかなりの部分で参考にしていた。初飛行は1938年で、その後12機生産されて実験部隊に配備された。全般的に優れた航空機で、Bf 109EやハリケーンMk.Iよりも操縦性はよかったが、第二次大戦開戦以降は量産されず、生産された機体も戦闘で全機失われた。

スペック

  • 全長:8.35 m
  • 全幅:10.28 m
  • 全高:3.25 m
  • 全備重量:2,4000 kg
  • エンジン:イスパノ・スイザ12Yers 液冷12気筒 920 hp
  • 最大速度:526 km/h
  • 実用上限高度:8,000 m
  • 航続距離:500 km
  • 武装
    • 20mm機関砲×1
    • 12.7mm機関銃×1
  • 乗員 1名



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