Hormuzとは? わかりやすく解説

ホルムズ‐かいきょう〔‐カイケフ〕【ホルムズ海峡】

読み方:ほるむずかいきょう

《Hormuz》ペルシア湾とオマーン湾とを結ぶ海峡。北岸はイラン、南岸はオマーン国。原油輸送の要衝。


ホルムズ

(Hormuz から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/28 15:09 UTC 版)

ホルムズ(Hormuz、オルムズ)はペルシャ湾で10世紀から17世紀に存在したホルムズ王国の港湾都市。オマーン湾からホルムズ海峡を望むとラーラク島(英語版、ペルシア語版)、ホルムズ島、ケシム島がある。

歴史

ゾロアスター教の神アフラ・マズダーが町の名前の語源であり、「アフラ・マズダー」が転訛して「オルムズ(Ormozd)」「ホルムズ(Hormuz)」と呼ばれるようになったと考えられている[1]。

ペルシャ湾とインドや東アフリカを結ぶ交易の拠点で、マルコ・ポーロは『東方見聞録』(13世紀)でコルモスと称し、「香料、宝石、真珠、絹、織物、象牙などを取引するインド商人が集まっている」と述べている。また、漢文史料にも漢人海商の楊枢がホルムズ(忽魯模思)に至ったとの記録がある[2]。

ペルシャ湾からバグダード、さらにコンスタンティノープルや中央アジアへ品物を運んだのはジェノヴァ商人だが、14世紀以降オスマン帝国が勢力拡大し、やがてビザンツ帝国を滅ぼすとこのルートは廃れた[要出典]。

1498年、ヴァスコ・ダ・ガマがインド洋航路を開拓、1515年、ポルトガル船隊がホルムズを攻撃し支配下に置いた。

17世紀にイギリス東インド会社はペルシャの絹を手に入れるためサファヴィー朝のシャー・アッバース1世から貿易許可を得たが、ホルムズのポルトガル要塞攻撃を支援することが条件だった。1622年、ホルムズが降伏するとアッバース1世は港湾機能を対岸のペルシャ本土に移し町の名をバンダレ・アッバースとした。バンダレとはペルシャ語の港である。この後、オランダとフランスも東インド会社商館を置くようになった。

ホルムズを訪れた歴史上の人物

右がホルムズ海峡、左がイラン本土、手前にケシム島、向こうにホルムズ島(左)とララク島(右)

脚注

  1. ^ 『世界の地名・その由来 アジア篇』(和泉光雄編著、講談社出版サービスセンター、1997年1月)、66頁
  2. ^ 四日市2022,134-135頁

関連文献

  • 四日市康博編『モノから見た海域アジア史:モンゴル~宋元時代のアジアと日本の交流』九州大学出版会、2022年
  • イブン・バットゥータ 『大旅行記』全8巻 家島彦一訳、平凡社〈平凡社東洋文庫〉、1996 - 2002年。

外部リンク


Hormuz

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 05:37 UTC 版)

「ホルムズ (曖昧さ回避)」の記事における「Hormuz」の解説

アフラ・マズダーの異称のひとつ。 ホルムズ - 10世紀から17世紀にペルシャ湾に存在したホルムズ王国の港湾都市。 上記にちなむ地名:ホルムズ島、ホルムズ海峡

※この「Hormuz」の解説は、「ホルムズ (曖昧さ回避)」の解説の一部です。
「Hormuz」を含む「ホルムズ (曖昧さ回避)」の記事については、「ホルムズ (曖昧さ回避)」の概要を参照ください。

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