Gian Carlo Menotti

ピティナ・ピアノ作曲家事典

メノッティ

【英】：Menotti, Gian Carlo

[イタリア]  1911～2007

2008年8月 執筆者： 齊藤　紀子

　イタリア出身のアメリカ合衆国の作曲家。1945年に《ピアノ協奏曲》を作曲している。ミラノのヴェルディ音楽院に入学した12歳の時に、最初のオペラを作曲している。その後渡米し、アメリカのカーティス音楽学校でも学んだ。後年、同校で作曲と音楽理論の主任教授を務めている。NBC放送のラジオ･オペラの委嘱作品の他、室内オペラ、テレビ･オペラを創作した。現代的な題材を扱った自作の台本を使用して、名声を得たメノッティは、音楽劇を構成する才能に長けていると言える。

ピアノ独奏曲

曲集・小品集  [ピアノ独奏曲]

マリア・ローザのための小さな詩集（12曲の子供の小品）／Poemetti per Maria Rosa 1937

トッカータ  [ピアノ独奏曲]

「泥棒とオールドミス」の主題によるリチェルカーレとトッカータ／Ricercare and toccata on a theme from The old maid and the thief 1953

管弦楽とピアノ

協奏曲  [管弦楽とピアノ]

ピアノ協奏曲　第1番　ヘ長調／Piano concerto No.1 1945

パストラールと舞曲／Pastoral and dance 1934

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ジャン＝カルロ・メノッティ

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ジャン・カルロ・メノッティ（Gian Carlo Menotti 1911年7月7日、カデリアーノ＝ヴィコナーゴ - 2007年2月1日、モンテカルロ）は、イタリア出身のアメリカ合衆国のオペラ作曲家・台本作家。アメリカにおけるクリスマス・オペラの定番『アマールと夜の来客』（Amahl and the Night Visitors, 1951年）が代表作。「二つの世界」音楽祭（別名スポレート音楽祭）などのフェスティバルの設立にも関わった。エリオット・カーターと並んでアメリカ合衆国における長老作曲家の一人。