GNOME Boxesとは? わかりやすく解説

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GNOME Boxes

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/17 09:47 UTC 版)

GNOME Boxes
作者 GNOME
リポジトリ
プログラミング
言語
C, Vala
プラットフォーム GNOME[1]
対応言語 多言語
サポート状況 開発中
ライセンス GNU GPL
公式サイト wiki.gnome.org/Apps/Boxes
テンプレートを表示

GNOME Boxes(グノーム・ボクシズ)は、GNOMEデスクトップ環境アプリケーションで、リモートまたは仮想化されたシステムにアクセスするのに使用される。BoxesはQEMUKVMlibvirtの仮想化技術を用いている[2]

GNOME Boxesは、Intel VT-xなどの、ハードウェアアシストによる仮想化に対応したCPUが必要とされる。

歴史と機能性

GNOME Boxesは、最初、2011年12月にGNOME 3.3(GNOME 3.4の開発ブランチ)でベータ版ソフトウェアとして導入された[3]。また、GNOME 3.4ではプレビューリリースという扱いになっている[4]。Boxesの主要な機能は、libvirt、libvirt-glib、lobosinfoなどの技術を使用した仮想化マシンのマネージャ、リモートデスクトップのクライアント(VNC経由)、リモートのファイルシステムのブラウザである[5]。また、Boxesでは、ローカルにつくられた仮想化マシンのほか、他のコンピュータに作られた仮想化マシンやリモートシステムを見ることが可能である。Boxesは、最小限のユーザー入力で、ISOイメージなどの標準的なディスクイメージファイルから、ローカルの仮想化マシンを簡単に作ることができる。

人物

Boxesは、当初、Marc-André Lureau、Zeeshan Ali、Alexander LarssonとChristophe Fergeauによって開発され、現在はZeeshenによってメンテナンスと開発が行われている。

脚注

関連項目

外部リンク




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