GFDLのモデル(全球気候モデル)
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「気候モデル」の記事における「GFDLのモデル(全球気候モデル)」の解説
一つ目のグループは1955年に設立されたアメリカ気象局のジョセフ・スマゴリンスキー(Joseph Smagorinsky)を指導者とする大循環研究部(General Circulation Research Section)だった。この研究部は1959年にワシントンで大循環研究所(General Circulation Research Laboratory)となり、さらに1963年にプリンストン大学に移って地球物理学流体力学研究所(Geophysical Fluid Dynamics Laboratory: GFDL)となった。スマゴリンスキーは1959年に東京大学から真鍋淑郎を招請し、彼と協力して1963年に9層大循環モデルを作って長期間積分を行った。その後、真鍋淑郎は実質的にGFDLでの大循環モデルの開発を主導し、二酸化炭素を倍増させた大循環モデルや、大気と海洋と結合させた大循環モデルを開発した。
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