FRBRooおよびPRESSoo
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/21 02:47 UTC 版)
「書誌レコードの機能要件」の記事における「FRBRooおよびPRESSoo」の解説
博物館・美術館情報を取り扱う概念モデルとしては、国際博物館会議(ICOM)のドキュメンテーション国際委員会(CIDOC)が策定した「概念参照モデル(Conceptual Reference Model、CRM)」が存在する。CRMはオブジェクト指向の手法を用いてモデル化されている。博物館情報と図書館情報はともに文化遺産情報としての共通点を持ち、これらの情報を相互に運用、あるいは統合することを可能にするため、2003年にFRBRとCRMについての協議を行うワーキング・グループが発足した。ERモデルであるFRBRに、CRMのオブジェクト指向を適用させたオブジェクト指向版FRBR、FRBRooは2009年にversion1.0が発行された。さらに2014年にはFRBRooを拡張したPRESSooのversion1.0がISSN国際センターおよびフランス国立図書館(BnF)によって発行された。PRESSooは逐次刊行物など継続して刊行される資料のためのモデルである。
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