English Civil Warとは? わかりやすく解説

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イングランド内戦

(English Civil War から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/07 07:45 UTC 版)

イングランド内戦(イングランドないせん、英語: English Civil War)は、清教徒革命におけるイングランド騎士党Cavaliers、王党派)と円頂党Roundheads、議会派)の間で行われた軍事衝突である。両派は1642年から1651年までの9年間にわたって争い、3度におよんだ戦争は時期ごとに分けられている。


  1. ^ 両軍とも自軍の勝利を喧伝した。国王軍はロンドンを一挙に陥れようとしたが、ロンドン市民が義勇兵を募って守りを固めたのをみて断念し、オックスフォードに進んでこれを占領した。
  2. ^ 「我々が国王軍に99回勝ったとしても、チャールズは国王であり続けるだろう。しかし我々が1度負ければ、我々はみな絞首刑になるだろう」という言説も出てきていた。
  3. ^ 和平派(長老派)・改革派(独立派)などの党派は、おおむね長老派教会分離派それぞれの信仰と一致するが、政治的長老主義と宗教的長老主義はいくばくかの温度差がある。詳しくは清教徒革命#内戦・革命における党派を参照のこと。
  4. ^ 議会は兵士への給与支払いが長期にわたり滞っているにもかかわらず、ニューモデル軍の解散やアイルランド遠征、ロンドン市内への立ち入り禁止などを決定し、これに兵士たちは反発した。
  5. ^ 小鮒史子「イングランド内戦期の出版物に見られる国王裁判要求への反応」『お茶の水史学』第53巻、読史会、2010年3月、1-39頁、hdl:10083/49566ISSN 02893479CRID 1050282677926707712 
  6. ^ 当初平等派を主導していた論者は、国王の処刑には消極的だった。平等派の目的はあくまで人民主権の実現であり、国王の処刑に耳目が集中しすぎることを懸念したからである。また、処刑後に軍と独立派の強すぎる発言力が、かえって民衆に危機感をいだかせ、支持者たちの尽力により、チャールズ1世は罪人というよりも殉教者として見られることもあった。これが1660年の王政復古の下地を作ってゆくことになる。


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