Electrical resonanceとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Electrical resonanceの意味・解説 

共振回路

(Electrical resonance から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/01 16:07 UTC 版)

共振回路(きょうしんかいろ、: resonance circuitまたは: resonant circuit)は電気回路のうち、コイルコンデンサ間のエネルギー移動を利用した回路である。

直列共振回路

コンデンサとコイルを直列に接続した共振回路であり、特定の共振周波数で互いの電位を打ち消し合い、外からはインピーダンス交流における抵抗)がに見える。

並列共振回路

コンデンサとコイルを並列に接続した共振回路であり、特定の共振周波数で互いの電流を打ち消しあい、外からはインピーダンスが無限大に見える。反共振(: antiresonance)とも呼ばれる。このとき、コンデンサの内部に電力として蓄えられたエネルギーと、コイルの内部に磁力として蓄えられたエネルギーが、系の内部で互いに移動するため外部から見た場合にエネルギーの出入りが無い。

共振回路の利用

これらの回路は受信機の選局回路(同調回路)、フィルタ回路(濾波器)などに頻用される。

また、アンテナにおいては、電磁波波長と空中線の素子(エレメント)の長さの関係がある一定の条件を満たした場合に、エネルギーの変換効率が最大となる。この現象も共振と呼ばれる。

共振周波数を測定する機器としてディップメータがる。

脚注

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Electrical resonance」の関連用語

Electrical resonanceのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Electrical resonanceのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの共振回路 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS