おおひえんそう (大飛燕草)






●中国北部からモンゴル、シベリアが原産です。草原や潅木帯に生え、高さは15~60センチになります。葉は掌状に羽状深裂し、互生します。裂片は線状披針形から狭線形です。夏に総状花序をだし、青紫色から青色の花を咲かせます。花弁のように見えるのは萼片で、錐状の距があります。園芸品種も数多く作出され、シネンシス系と分類されています。また園芸品種では距のないものもあります。別名で「おおばなひえんそう(大花飛燕草)」、「デルフィニウム・グランディフロルム」とも呼ばれます。写真上・中1は園芸品種の「デープパープル(cv. Deep Purple)」、中4・下は「スーパーマリンブルー(cv. SuperMarine Blue)」。
●キンポウゲ科ヒエンソウ属の多年草で、学名は Delphiniumgrandiflorum(syn. D. chinense)。英名は Dwarf Chinese delphinium。
大飛燕草と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- 大飛燕草のページへのリンク