Dextrinとは? わかりやすく解説

デキストリン【dextrin】

読み方:できすとりん

でんぷん加水分解したとき、麦芽糖になるまでの中間過程でできる種々の生成物総称。白から黄色粉末粘着力強く、のりとして利用糊精(こせい)。


デキストリン

(Dextrin から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/13 08:12 UTC 版)

デキストリン (dextrin、糊精) は、デンプン[1]またはグリコーゲン[2]加水分解で得られる低分子量の炭水化物の総称である。α-グルコースがα-(1→4) または α-(1→6)グリコシド結合によって重合した分子構造である。多糖類に分類され、デンプンマルトースの中間にあたる。


  1. ^ An Introduction to the chemistry of plants - Vol II: Metabolic processes, P. Haas and T. G. Hill, London (Longmans, Green & Co.), 1913; pages 123-127
  2. ^ Salway, JG. Medical Biochemistry at a Glance. Second Edition. Malden, MA (Blackwell Publishing), 2006; page 66
  3. ^ 大隈一裕、松田功、勝田康夫、岸本由香、辻啓介「難消化性デキストリンの開発」『Journal of applied glycoscience』第53巻第1号、日本応用糖質科学会、2006年1月20日、 65-69頁、 NAID 10016738765


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