デキストリンデキストラナーゼとは? わかりやすく解説

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デキストリンデキストラナーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/04/17 17:15 UTC 版)

デキストリンデキストラナーゼ
識別子
EC番号 2.4.1.2
CAS登録番号 9032-13-7
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / EGO

デキストリンデキストラナーゼ(Dextrin dextranase、EC 2.4.1.2)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

(1,4-α-D-グルコシル)n + (1,6-α-D-グルコシル)m (1,4-α-D-グルコシル)n-1 + (1,6-α-D-グルコシル)m+1

従って、この酵素の2つの基質は(1,4-α-D-グルコシル)nと(1,6-α-D-グルコシル)n、2つの生成物は(1,4-α-D-グルコシル)n-1と(1,6-α-D-グルコシル)m+1である。

この酵素は、グリコシルトランスフェラーゼ、特にヘキソシルトランスフェラーゼに分類される。系統名は、1,4-α-D-グルカン:1,6-α-D-グルカン 6-α-D-グルコシルトランスフェラーゼである。その他よく用いられる名前に、dextrin 6-glucosyltransferase、dextran dextrinase等がある。

出典

  • Hehre EJ (1951). “Enzymic synthesis of polysaccharides: a biological type of polymerization”. Adv. Enzymol. Relat. Subj. Biochem.. Advances in Enzymology - and Related Areas of Molecular Biology 11: 297–337. doi:10.1002/9780470122563.ch6. ISBN 9780470122563. 
  • Hehre EJ and Hamilton DM (1949). “Bacterial conversion of dextrin into a polysaccharide with the serological properties of dextran”. Proc. Soc. Exp. Biol. Med. 71: 336–339. 
  • Hehre EJ and Hamilton DM (1953). “The biological synthesis of dextran from dextrins”. J. Biol. Chem. 192: 161–174. 



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