中川大輔 (棋士)
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中川 大輔(なかがわ だいすけ、1968年7月13日 - )は、将棋棋士。米長邦雄永世棋聖門下。棋士番号は184。宮城県仙台市出身。日本将棋連盟理事(2007年5月-2011年12月、2013年6月-2017年2月)。
注釈
- ^ 午前10時開始、終局が翌日午前9時15分、結果は行方の勝ち。
- ^ 師匠の米長は、タイトル戦の番勝負を戦う前に、中川のアパートまで出向いて、横歩取り戦法について教えを請うたことがある。師匠が弟子に将棋を教わる、しかも、弟子宅へ出向くという、珍しいエピソードであるが、このことは米長自身が何度も堂々と公言している。
- ^ 従来の2三歩戦法は先手に横歩を取られた後に飛車金交換されて不利だと結論が出ていたが、この形では▲3二飛車成に対して△同玉と取れるのが骨子である。
- ^ 中川よりも先に奨励会入会した佐藤秀司は宮城県出身で、中原の弟子となった。中川が中原ではなく米長の門戸を叩いた理由は、米長が名人戦などで中原に何度敗れても挑戦をし続けたことに感動したからであるという。(NHKに米長とともに出演した時の本人談)
- ^ 佐藤秀司、阿部健治郎、熊坂学、加藤結李愛=指導担当
出典
- ^ 第41期王位戦七番勝負|将棋順位戦データベース
- ^ 第11期 銀河戦 決勝トーナメント|囲碁・将棋チャンネル
- ^ 第57期王座戦挑戦者決定トーナメント|日本将棋連盟
- ^ 日本将棋連盟ホームページ・お知らせ「中川大輔八段が600勝(将棋栄誉賞)を達成!」
- ^ 別冊宝島440「将棋 これも一局読本」(1999年発行)
- ^ 『NHK 将棋講座』 2024年4月号、NHK出版、2024年3月15日。ASIN B00IN9P3JI。
- ^ 『将棋の渡辺くん』第1巻・pp.46 - 48
- ^ “将棋連盟、ソフト不正使用疑惑の混乱で理事3人を解任”. 日本経済新聞. (2017年2月27日) 2017年2月27日閲覧。
- ^ 日本将棋連盟東北研修会 開設のお知らせ - 日本将棋連盟(2020年11月17日)
- ^ 日本将棋連盟ホームページ・お知らせ「中川大輔七段が八段に昇段(2009年12月11日付)」
- 1 中川大輔 (棋士)とは
- 2 中川大輔 (棋士)の概要
- 3 人物
- 4 昇段履歴
- 5 著書
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