DT: destination therapy
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 20:51 UTC 版)
「補助人工心臓」の記事における「DT: destination therapy」の解説
重症心不全で移植登録の可能性が全くない場合でも、内科的治療に加えてVAD治療を行うことで予後が改善することが報告されており、そのような症例に対する半永久的使用としてのVAD治療をDT(destination therapy)と呼び、長期在宅治療とも訳される。日本では2021年4月30日にHeartMate3がDT適用となり保険収載された。それに伴い、2021年3月19日に策定された植込型補助人工心臓DT実施基準に従い治療が開始されることとなった。欧米ではDTとしてのVAD植込みの普及が急速に進んでおり、長期予後も年々向上している。
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