かやつりぐさ (蚊帳吊草)
●わが国の本州から四国・九州、それに朝鮮半島や中国に分布しています。田畑や道ばたの日当たりのよい場所に生え、高さは20~60センチになります。茎には3稜があり節がありません。昔はこの茎を両端から二つに裂いて、吊った蚊帳のような四角形をつくって遊んだものですが、これが名前の由来といわれます。7月から10月ごろ、茎頂から5~10個の枝をのばし、黄褐色の小穂をつけます。花序の枝や小穂の軸には翼があります。
●カヤツリグサ科カヤツリグサ属の一年草で、学名は Cyperusmicroiria。英名は Amur cyperus。
三角
升草
枡割草
枡草
莎草
蚊屋吊
蚊帳吊草
蚊帳草
蚊帳釣草
蜻蛉草
カヤツリグサ
(Cyperus microiria から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/13 02:03 UTC 版)
カヤツリグサ(蚊帳吊草、莎草、学名: Cyperus microiria[1])は、カヤツリグサ科カヤツリグサ属の一年生植物。道端や田畑にも出現する雑草。マスクサ(枡草)ともいう[注釈 1]。
- ^ 米倉浩司; 梶田忠 (2003-). “「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)”. 2011年8月12日閲覧。
- ^ 牧野日本植物図鑑(1951), p. 784
- ^ 初島(1975)、p.857
- ^ a b 牧野日本植物図鑑(1951), p. 815
- ^ Chizon、中川(1988)
- 1 カヤツリグサとは
- 2 カヤツリグサの概要
- 3 出典
- 4 外部リンク
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