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サイハイラン属

(Cremastra から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/01/13 09:50 UTC 版)

サイハイラン属
分類(クロンキスト体系)
界 : 植物界 Plantae
門 : 被子植物門 Magnoliophyta
綱 : 単子葉植物綱 Liliopsida
亜綱 : ユリ亜綱 Liliidae
目 : ラン目 Orchidales
科 : ラン科 Orchidaceae
属 : サイハイラン属 Cremastra
学名
Cremastra Lindl.[1]
種
  • 本文参照

サイハイラン属(サイハイランぞく、学名:Cremastra 、和名漢字表記:采配蘭属)は、ラン科に属する属。

特徴

地生の多年草。偽球茎は球状になる。偽球茎の先端から1-2個のやや大型で越冬性の葉と1個の花茎を出す。無葉の種もある。花茎に鞘状葉をまばらにつける。花は細長く、下垂し、花序は総状になる。苞は短い線形。萼片は離生し、萼片および側花弁は細長く、先は鋭くとがる。唇弁は線形で樋状となって中に蕊柱を入れ、先端は中裂片と2個の側裂片に3裂する。蕊柱は棒状になる[1][2]。

分布

中国大陸、チベット、朝鮮半島、台湾、千島列島、サハリン、アッサム、ヒマラヤ東部、ネパール、タイ、ベトナムおよび日本に分布し、4種知られる。日本には3種が分布する[3] 。

種

日本に分布する種

和名および学名の記載はYListによる。

  • モイワラン Cremastra aphylla T.Yukawa - 北海道、本州、四国に分布し、林床に生育する。葉は無く、花茎と花が暗紅紫色、花弁は淡紅色になる[2]。絶滅危惧IA類(CR)(2012年、環境省)[4]。
  • サイハイラン Cremastra appendiculata (D.Don) Makino - 日本では、北海道、本州、四国、九州に分布し、山地の林床に生育する。花は総状に多数、下向きにつき、淡緑褐色で紅紫色を帯びる[1]。国外では、中国大陸、チベット、朝鮮半島、台湾、千島列島、サハリン、アッサム、ヒマラヤ東部、ネパール、タイ、ベトナムに分布する[3]。
  • トケンラン Cremastra unguiculata (Finet) Finet - 日本では、北海道、本州、四国に分布し、落葉樹林の林床に生育する。花は数個横向きにつき、黄褐色の地に紫色の斑点がある[1]。絶滅危惧II類(VU) (2012年、環境省)[4]。国外では、朝鮮半島、中国大陸南東部に分布する[3]。

国外の種

  • Cremastra guizhouensis Q.H.Chen & S.C.Chen - 中国大陸南部・中央部に分布する[3]。

脚注

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  1. ^ a b c d 『日本の野生植物草本I単子葉類』p.227
  2. ^ a b 『日本ラン科植物図譜』p.376
  3. ^ a b c d Cremastra Lindl. eMonocot
  4. ^ a b 生物多様性情報システム

参考文献




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