Constantanとは? わかりやすく解説

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コンスタンタン【constantan】

読み方:こんすたんたん

ニッケル45パーセント残り合金電気抵抗高くまた、他の金属組み合わせたとき熱起電力が高いので、電気抵抗線や熱電対用いる。商標名

「コンスタンタン」に似た言葉

コンスタンタン

(Constantan から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/04 00:10 UTC 版)

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コンスタンタン: Constantan)は55%ニッケル45%の組成からなる合金である。 銅の中のニッケルの成分比を変化させると、ニッケルが約50%付近で電気抵抗値が最大、抵抗の温度係数が最小、熱起電力が最小になる。

電気抵抗の温度係数が小さいことから、ひずみゲージ・精密抵抗に使われる。また、熱起電力が低いことから、熱電対などに使われる。熱電対の相手の金属は例えば銅やなどである。

物理的性質

(係数はあまり正確でない可能性がある)

電気抵抗率 4.9 ×10−7 Ω·m
電気抵抗の温度係数 at 20 °C 1.0 ×10−5
密度 8885 kg/m3
融点 1200-1300 °C
比熱 390 J/(kg·K)
線膨張係数 1.5 ×10−4 K-1
熱伝導率 21.2 W/(m·K)
キュリー温度 35 K
ヤング率 162 GPa


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