Charles Augustin Sainte-Beuveとは? わかりやすく解説

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サント‐ブーブ【Charles Augustin Sainte-Beuve】

読み方:さんとぶーぶ

[1804〜1869]フランス批評家科学的な立場から人間性問題探究近代批評の父といわれる。著「ポールロワイヤル史」「月曜閑談」など。


シャルル=オーギュスタン・サント=ブーヴ

(Charles Augustin Sainte-Beuve から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/12 14:11 UTC 版)

シャルル=オーギュスタン・サント=ブーヴ(Charles Augustin Sainte-Beuve, 1804年12月23日ブローニュ=シュル=メール - 1869年10月13日パリ)は19世紀フランス文芸評論家小説家詩人ロマン主義を代表する作家の一人で、近代批評の父とも言われる。

ロマン主義文学史上、小説のユゴーバルザックと並び称され、批評というジャンルを確立したと言われる。代表作にジャンセニスムの歴史を描いた「ポール・ロワイヤル史」(Port-Royal、1840-1859刊)、「月曜閑談」など。1844年にアカデミー・フランセーズの会員になった。ユーゴーの妻アデールと姦通したことでも知られる。

サント=ブーヴは、従来みられた個人の趣味や印象に基づく批評(印象批評)とは一線を画し、文学者の生い立ち・環境・思想・教養などが作品に現れるという立場から、伝記書簡などの資料を駆使して作品の本質を学問的に研究したもので、それ自体が鑑賞に堪える作品となっている。ただし、プルーストに代表されるように、現実の作家と文学作品を結びつけて論ずる批評手法に対する批判も、特に20世紀以降多い。

邦訳

関連項目

脚注


前任
カシミール・ドラヴィーニュ
アカデミー・フランセーズ
席次28

第11代:1844年 - 1869年
後任
ジュール・ジャナン



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