CRフィーバー戦姫絶唱シンフォギア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/08 13:43 UTC 版)
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『CRフィーバー戦姫絶唱シンフォギア』(シーアールフィーバーせんひぜっしょうしんふぉぎあ)は、SANKYOより2017年8月に発売されたパチンコ。
概要
アニメ『戦姫絶唱シンフォギア』とのタイアップ機で、初代にあたる本機はアニメ第1期と第2期(『戦姫絶唱シンフォギアG』)のストーリーをベースにライトミドルタイプの機種として登場。ライトミドルタイプと甘デジタイプの2タイプがラインナップされている。
本機はデジタル抽選の一種と役物抽選の二種を混合させた「一種二種混合」スペックを採用することで、当時の規制の中でも最も厳し過ぎると揶揄された「継続率65%以下」(後に廃止)という条件を満たしつつ、シンフォギアチャンスの「継続率80%以上」という高継続率を実現。さらに、本機が登場した当時は『戦姫絶唱シンフォギアAXZ』(第4期)が放送された時期と重なっており、既存のパチンコユーザーのみならずアニメ視聴者層をも取り込んだことで本機の人気を決定付けた。
初回販売台数は1万台だったが高い稼働を記録、中古機価格が上昇し新セルによる増産しており、更に2018年には人気キャラクリスの新セルも出しており2017年を代表するパチンコ機となった[1][2]。
後に、本機の甘デジタイプが2018年12月に、甘デジタイプの新基準機(Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア)が2021年3月に発売された。
ゲームフロー
- 通常時
- 通常時は図柄揃いの4R(FEVER)の当選を目指す。7揃いの15R(SPECIAL FEVER)当選時は引き戻しの「最終決戦」を経由せずにシンフォギアチャンスの当選が同時に確定する。
- 保留変化は、てがみ保留が基本となる。デュランダル保留発生時は激熱となるが、甘デジタイプ、ライトミドルタイプ共に当選率が高いものの、当選を外した報告があるため、デュランダル保留=当選確定ではない。レバブル発生も同様で、特に初代と2ではレバブル=当選確定ではない。
- 一種二種混合機のため、当選時に発生する「Vを狙え」でアタッカーに玉を入れないと当選が確定しない点に注意。
- 最終決戦
- 当選後の引き戻しは「最終決戦」となり、5回のうち1回だけでもバトルに勝利するとシンフォギアチャンスが当選となる。時短1回+残保留4回の5回抽選で、演出前にアタッカーに玉を入れる必要がある。演出開始後は玉を打たなくても演出は進む。
- 5回の演出のうち登場するキャラクターはクリス<翼<響で当選率が優遇される。5回全てクリスの場合は5回目のみ抽選率が高くなる救済措置がある。
- シンフォギアチャンス
- 本機の肝となるラッシュで、時短7回+残保留4回のSTタイプ。図柄テンパイで演出発展し、演出が成功すると4R、8R、12R、15Rのいずれかが当選する。基本的には4R、15R、ギアV-COMBOのいずれかで、ギアV-COMBOは8R、12R、15Rのいずれかの当選。Vストック獲得した場合は消化後のシンフォギアチャンス再突入前にVストック放出の演出で告知される。
- 上位のエクスドライブ当選時は、15R+ギアV-COMBO2個以上をストック。
- 選択キャラクターは響、翼、クリス、マリア、切歌&調。
- 時短7回+残保留4回を消化すると終了画面となり通常時の残保留消化に入るが、流れ星演出発生でシンフォギアチャンスの引き戻しが確定する。
後継機
- Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア2
- 2020年4月にSANKYOよりリリース。新型コロナウイルス感染症の流行に伴う緊急事態宣言により、休業した大手チェーン店を除いた一部の店舗にて当初の予定通り稼働開始。マルハンやダイナム等の大手チェーン店では、緊急事態宣言が解除された39府県にて5月14日以降順次稼働開始。
- ストーリーはアニメ第3期(『戦姫絶唱シンフォギアGX』)をベースに前作同様に1種+2種混合タイプの継続率80%オーバーの新基準機仕様のライトミドルスペック。本作専用に新規開発された新筐体「絶唱」枠を採用[3]。
- Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱
- 2022年9月にSANKYOよりリリース[4]。ストーリーはアニメ第4期(『戦姫絶唱シンフォギアAXZ』)をベースに過去作同様に1種+2種混合タイプの継続率80%オーバーのライトミドルスペック。新たに最終決戦での「突風告知」が追加、また上位の時短250回転+残保留4回の「70億の絶唱FEVER」が搭載された。
- 本機の登場に合わせるかたちでスポットCMが各メディアに大量に流された。
- 初代が発売された当時とは異なり、3が発売された時期はミドルスペックタイプ全盛の時代で、ライトミドルタイプの本機は出玉性能で大きく劣り、さらにほぼ全てのホールが本機目当ての大回収に走ったことで、台の特徴をユーザーにアピールすることが出来ずに短期稼働貢献となった。
- eフィーバー戦姫絶唱シンフォギア4 キャロルVer.
- 2025年1月にSANKYOよりリリース。シリーズ初のスマパチ機かつラッキートリガー搭載機。フリーダム枠を採用。ストーリーはアニメ第5期(『戦姫絶唱シンフォギアXV』)がベース。
- 図柄揃い確率は過去作の中で最も重い約1/399.7だが、チャージ当選込みでの合算での当選率によりライトミドルタイプの一種二種混合機となっている。また、初当たりがラッキートリガー突入に特化した仕様となる。
- Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア4 199Ver.
- 2025年2月にSANKYOよりリリース。フリーダム枠採用。ストーリーはアニメ第5期(『戦姫絶唱シンフォギアXV』)をベースに過去作同様に1種+2種混合タイプの継続率80%オーバーのライトミドルスペック。ラッキートリガー搭載だがキャロルVer.と比べてラッキートリガー突入率が低めとなっている。最終決戦が時短1回のみに仕様変更された。
脚注
出典
- ^ “パチンコ新台「確変90%ループ」魅力も評価は……価格高騰「圧倒的な支持」を得るヒットメーカーの今後は不安!? -”. ギャンブルジャーナル (サイゾー). (2018年3月14日). オリジナルの2023年12月3日時点におけるアーカイブ。 2019年5月31日閲覧。
- ^ “「一撃 CRフィーバー戦姫絶唱シンフォギア」”. 株式会社一撃. 2025年11月8日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア2|ボーダー スペック 演出信頼度 保留 最終決戦 キャロル”. 株式会社一撃. 2025年11月8日閲覧。
- ^ “Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱 パチンコ新台 機種情報 遊タイム・ボーダー・保留・スペック・期待値・信頼”. 777パチガブ. サミーネットワークス (2022年9月5日). 2023年1月27日閲覧。
CRフィーバー戦姫絶唱シンフォギア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 14:25 UTC 版)
「戦姫絶唱シンフォギア」の記事における「CRフィーバー戦姫絶唱シンフォギア」の解説
2017年8月にSANKYOよりリリース。パチスロ同様、ストーリーはアニメ第1・2期をベースに1種+2種混合タイプの継続率80%オーバー(5回の時短突破で。)のライトミドルスペック。この左と右の打ちで1種2種にという組み合わせが幸をそうし、初回販売台数は1万台だったが高い稼働を記録、中古機価格が上昇し新セルによる増産しており、更に2018年には人気キャラクリスの新セルも出しており2017年を代表するパチンコ機となった。
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