CPシステムの特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/05 16:50 UTC 版)
当時リリースされていたシステムボードは、搭載するゲームソフトの交換の際、オペレーター側でゲームソフトウェアを記録したROM ICキットを基板上に用意されたICソケットに挿入して使用する。これに対しCPシステムは、新規タイトルを購入する際に旧タイトルを定額で下取り、またはシステムボード全体をカプコンのサービス部門へ送付し、ソフトウェアの交換依頼を発注する方法を取る。これは当時大容量のROMが高額であり、割高だが消去可能でリサイクル可能なUV-EPROMを大量に搭載することで、最初の導入コストは高いものの、新ソフトに更新する際の費用・原価を抑えることを狙いとしていた。ただし『ストリートファイターII』で大量に基板が生産されてからは下取制度は徐々に終了し、後期は単体基板の販売のみとなっている。
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