CC団の特質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/12 14:28 UTC 版)
CC団の思想的背景は、陳立夫が1935年に発表した「生の原理」によるという。陳立夫はこの中で三民主義こそが資本主義、共産主義、帝国主義、ファシズムを凌駕し得ると説いた。一方でCC団の具体的な主張は三民主義、国民党、蔣介石を絶対視するものであり、蔣介石の国民党独裁を守るために、これに反する一切の勢力の排除を目指すものとなった。 CC団は国民党中央、地方双方で勢力を伸ばし、1936年には五届中央委員180人の内、CC団の影響下にあるものが50数人まで及んだという。国民党、政府の下層も含めると構成員の総数は1万数千人に及んだとも言われる。
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