CAP-X の仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/06 01:46 UTC 版)
CAP-X は1行に、ラベル、命令コード、オペランドの順に記述する。ラベルは記述しない場合もある。ラベルは3文字以内で、先頭は英大文字、それ以外は英大文字または数字である。オペランドでアドレスを指定する際に数値の代わりにラベルを記述できる。機械語命令のオペランドは "g, n, x" の順に記述され、それぞれ順に GR フィールド、AD フィールド、XR フィールドに対応している。x フィールドは省略可能で、省略すると XR フィールドは 0 となる。 CAP-X には次の擬似命令がある。 START n プログラムの先頭に必ず書かれる。n は十進数で、プログラムの格納開始アドレスを示す。 END n プログラムの最後に必ず書かれる。n はラベルか十進数で、プログラムの実行開始アドレスを示す(省略可能)。 CONST h h には4桁の16進数が書かれ、その値がメモリワードの内容として格納される。 RESV n n には十進数が書かれ、n ワードの領域が確保されることを意味する。プログラム格納時にはその領域の内容は変更されない。 ADCON n アドレス定数。n はラベルまたは十進数。ラベルが同一プログラム内にあれば、そのラベルのアドレスが設定される。同一プログラム内にないラベルの場合、外部のシステムライブラリによってアドレスが決定され、対応するプログラムのSTART命令のアドレスに設定される。
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