慢性活動性EBウイルス感染症
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慢性活動性EBウイルス感染症(まんせいかつどうせいイービーウイルスかんせんしょう、Chronic Active Epstein-Barr Virus infection:CAEBV)とは、ヘルペスウイルス科に属するEBウイルス(Epstein-Barr virus) が感染したTリンパ球やNKリンパ球の増殖が免疫系の制御が不十分となって誘発される高サイトカイン血症である[1]。希ではあるが顕在化すると重篤な症状を起こす。
- ^ a b 研究奨励分野 研究班名簿・疾患概要(21年度) 102 慢性活動性EBウイルス感染症 概要 - 難病情報センター
- ^ a b 河敬世、「いわゆる慢性活動性EBウイルス感染症の診断と治療」『ウイルス』 2002年 52巻 2号 p.257-260,doi:10.2222/jsv.52.257, 日本ウイルス学会
- ^ 金兼弘和ほか、慢性活動性EBウイルス感染症 モダンメディア 2010年5月号(第56巻5号) (PDF)
- ^ “研究内容”. 東京医科歯科大学血液内科. 2016年7月9日閲覧。
- ^ EBウイルス感染症研究会
- ^ 研究奨励分野 研究班名簿・疾患概要(21年度) 102 慢性活動性EBウイルス感染症 名簿 - 難病情報センター
- ^ a b c d e 慢性活動性EBウイルス感染症とその類縁疾患の診療ガイドライン2016 (PDF)
- ^ 難治性疾患研究班情報(研究奨励分野)》 慢性活動性EBウイルス感染症(平成22年度)
- ^ “平成28年度 難治性疾患政策研究事業 研究課題一覧表”. 難病情報センター. 2016年7月9日閲覧。
- ^ 81プロデュース スタッフ一同 (2015年12月15日). “松来未祐を応援してくださった皆様へ”. 松来未祐日記. 2015年12月15日閲覧。
- ^ 岩月啓氏、「EBウイルス関連皮膚T/NKリンパ球増殖症 -種痘様水疱症と蚊刺過敏症-」『日本小児血液・がん学会雑誌』 2015年 52巻 3号 p.317-325、doi:10.11412/jspho.52.317, 日本小児血液・がん学会
- ^ a b 戸倉新樹、「EBウイルスとリンパ増殖症『日本皮膚科学会雑誌』 2006年 116巻 6号 p.909-915, doi:10.14924/dermatol.116.909, 日本皮膚科学会
- ^ 今日の小児治療指針 第15版 20120215 発行
- ^ CAEBV患者会SHAKE
- ^ "EBV-associated T/NK-cell lymphoproliferative diseases in nonimmunocompromised hosts: prospective analysis of 108 cases." PMID 22096243, doi:10.1182/blood-2011-10-381921
- ^ "Excellent outcome of allogeneic hematopoietic SCT with reduced-intensity conditioning for the treatment of chronic active EBV infection.", PMID 20498651, doi:10.1038/bmt.2010.122
- ^ 慢性活動性EBウイルス感染症の治療 大阪府立母子保健総合医療センター[リンク切れ]
- 1 慢性活動性EBウイルス感染症とは
- 2 慢性活動性EBウイルス感染症の概要
- 3 診断基準
- 4 出典
慢性活動性EBウイルス感染症と同じ種類の言葉
感染症に関連する言葉 | 薬剤耐性緑膿菌感染症 水系感染症 慢性活動性EBウイルス感染症 急性HIV感染症 劇症型溶血性レンサ球菌感染症 |
固有名詞の分類
症候群 | ゲルストマン症候群 後天性免疫不全症候群 慢性活動性EBウイルス感染症 グッドパスチャー症候群 持続性性喚起症候群 |
ウイルス感染症 | 山羊関節炎・脳脊髄炎 後天性免疫不全症候群 慢性活動性EBウイルス感染症 ウイルス性急性脳症 アジアかぜ |
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