C++ Builder 10.4 Sydney
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 23:14 UTC 版)
「C++ Builder」の記事における「C++ Builder 10.4 Sydney」の解説
2020年5月27日に「C++ Builder 10.4 Sydney」(コードネーム: Denali、内部バージョン: 27.0)が発表された。同日の Community Edition リリースはなかった。 Windows 用 64ビット コンパイラ (BCC64) にて C++17 をサポートするようになった。LLDBベースの新しいWin64 C++デバッガが追加された。数多くの C++ ライブラリが移植されており、追加で GetIt パッケージマネージャからもインストールできる。 macOS Catalina において32ビットアプリが動作しなくなったため、ターゲットプラットフォームから "macOS 32ビット" が選べなくなり、BCCOSX が付属しなくなった。同様に "iOS デバイス 32ビット" も選択できなくなっているが、BCCIOSARM は含まれている。これにより、C++ Builder による macOS 開発は macOS 64ビットコンパイラの登場を待たねばならなくなった。 搭載されるコンパイラはBCC32(Windows 32ビット)、BCC32C(Windows 32ビット / Clang)、BCC32X(Windows 32ビット / Clang)、BCC64(Windows 64ビット / Clang)、BCCIOSARM(iOS デバイス用 32ビット / Clang)、BCCIOSARM64(iOSデバイス用64ビット / Clang)、BCCAARM (Android 32ビット/ Clang) の7つとなった。 2021年7月19日に 10.4.2 Community Edition がリリースされた。 Community 版を除き、C++ Builder 6、2007、2009、2010、XE - XE8、10 - 10.3 のライセンスが付属する。
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