B20 12
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 00:59 UTC 版)
「国鉄B20形蒸気機関車」の記事における「B20 12」の解説
11・12号機は1947年に御坊臨港鉄道(現・紀州鉄道)へ貸出され、11号機は短期間で返却されたが、12号機は1948年に正式な払い下げを受けた。1951年、御坊臨港鉄道は保有蒸気機関車(B31形177号)を森製作所でディーゼル機関車(DB158)に改造したことにより、12号機は予備機となった。1953年7月、和歌山県地方が大水害(紀州大水害)に見舞われ、12号機は壊滅的な損傷を受けた。そこで12号機も森製作所によって台枠・輪軸等を流用したディーゼル機関車への改造工事が行われ、1954年に三菱製117HP機関を搭載した凸型のB形15t機関車「DB2012」として竣工した。12号機は1970年代初頭まで御坊臨港の貨物列車牽引に用いられた。
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