Atlās

デジタル大辞泉

アトラス【Atlās】

読み方：あとらす

（Atlās）ギリシャ神話で、巨人神の一。プロメテウスの兄弟。オリンポスの神々と戦って敗れ、世界の西の端で天空を双肩で支える罰を科せられた。大西洋（the Atlantic Ocean）の名もアトラスに由来する。

（Atlas）土星の第15衛星。1980年に発見。名はに由来。土星に3番目に近く、環のすぐ外側の軌道を公転する。非球形で平均直径は約30キロ。

（atlas）

１ 地図帳。初期の地図書に天空を支えるアトラス像を載せたところからいう。

２ 環椎（第一頸椎）。に由来。頭蓋骨を支えていることから。

天空を支えるアトラス神（ナポリ国立考古学博物館蔵）／撮影・virtusincertus https://goo.gl/BzXt8r