AZ (ラッパー)とは? わかりやすく解説

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AZ (ラッパー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/01 07:08 UTC 版)

AZ
基本情報
出生名 Anthony Cruz(アンソニー・クルーズ)
別名  AZ The Visualiza, Sosa
出生 1972年3月9日(39歳)
出身地 アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ニューヨーク市 ブルックリン区 イーストニューヨーク地区
ジャンル ヒップホップハードコアヒップホップ
職業 ラッパー
活動期間 1992年-現在
レーベル EMI, Noo Trybe/Virgin, Motown, Koch,Real Talk Ent,Quiet Money Records
共同作業者 The Firm, Cormega, Wu-Tang Clan, DJ Premier, Half a Mill, Canibus, SWV, N.O.R.E., Begetz, M.O.P., Ali Vegas, Cassidy, The LOX, D-Block
公式サイト 公式サイト

アンソニー・クルーズ (Anthony Cruzborn 1972年3月9日 - )はAZの芸名で知られ、グラミー賞にノミネートされたこともあるアメリカ合衆国東海岸ヒップホップMC・作詞家。

概要

長期にわたるNasのライム・パートナーとしても知られ、ヒップホップグループのThe Firm(AZの他にNas, Foxy Brown, Cormega and Nature)のメンバーでもある。 『About.com』の"10 Most Underrated Rappers"にて「最も過小評価されているラッパー」としてあげられており、また「the Top 50 MCs of Our Time (1987–2007)」では、「現在までに間違いなく最も過小評価されたリリシスト」として紹介されている。

経歴

1994年、AZはNasの代表作『Illmatic』収録の「Life's a Bitch」でのパフォーマンスで認知されるようになった(彼はまたオープニングトラックの「The Genesis」にも客演している)。彼はこのアルバムにおいてはゲストラッパーとして客演しただけであったものの、EMIと契約し1995年、即座にデビューアルバムの『Doe Or Die』をリリースする。本作で批評家から賞賛を得たもののセールスは芳しいものではなかった。しかし本作収録のリードシングル"Sugar Hill"はビルボードチャートで25位をマークし、売上がアメリカレコード協会のゴールド・ステータスに到達しており、AZによるソロ作品としては唯一の商業的に成功した作品となった。 1997年、EMIレーベル・グループの操業停止に伴いAZの契約は、姉妹レーベルであるNoo Trybe Records/Virgin Recordsに移行された。同年、彼とナズはSpriteのコマーシャルに出演、またThe Firmとしては唯一のアルバム作品となる『The Album』を発表した。本作はDr.Dreといった著名なプロデューサーやトラックメイカーを迎え耳目を集めたが、概して評価は期待されたほどのものではなかった。The Firmはこのアルバムを一枚残してすぐに解散した。. 1998年、AZは二作目となる『Pieces of a Man』を発表した。本作はまずまずの出来ではあったものの、デビュー作のようにチャートでは伸びず、"Sugar Hill"のようなシングルをフィーチャーするようなこともなかった。本作発表後、AZはモータウン/ユニバーサルレコードと契約し、ライブを9本敢行した。 2002年、彼は『Aziatic』を発表。本作からのシングル作"The Essence" (feat.Nas)は2003年のグラミー賞ベスト・ラップ・パフォーマンス(デュオ、もしくはグループ対象)にノミネートされている。 2004年にはアルバム作品『Final Call』の発表を計画していたが、を4作品目になるはずだったが、プレスやネット上での深刻な情報漏えいによって立ち消えとなってしまった(『Final Call』はその後、2008年の10月、AZの新レーベルKoch Recordsによって 『Final Call (The Lost Tapes)』として発売されている)。彼のスタジオアルバム4作目『A.W.O.L.』、そして5作目『The Format』はそれぞれ2005年と2006年に、そして『Undeniable』、『 Legendary』が2008年と2009年に発表された。


「AZ (ラッパー)」の例文・使い方・用例・文例

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