AMX/3
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 21:20 UTC 版)
史上最高のAMC車として広く認識されている[要出典]第3世代のAMXコンセプトカーのAMX/3が1970年のシカゴ・オートショーでデビューした。エンジンを搭載せずグラスファイバー製のボディを持つオリジナルのAMX/3コンセプトカーは純粋なショー専用の車であった。 実動モデルを少量製作するためAMX/3 コンセプトカーのボディがイタリアのGT車メーカーのジョット・ビッザリーニの元へ送られ、トリノの工場でミッドシップ・エンジン、鋼板製ボディの実動モデルが手作りで製作された。ビッザリーニの試作車はホイールベース105.3in(2,675mm) にAMC製390cu in (6.4L) V8エンジンとイタリアのオート・メラーラ製4速マニュアルトランスミッションを備えていた。走行テストはBMWにより実施され、AMX/3のシャーシは彼らがそれまでテストした中で最も強固でニュートラルな操縦性を持つ車の1台であると評価された[要出典]。 イタリアで製作された鋼板製ボディの車は、エンジンフード上の可動式放熱孔、放熱孔が開けられたボンネットや直接外気を空調システムに取り込むボンネット上の吸気口といった点移外はオリジナルのAMCとのデザイン上の違いはほとんどなかった。200万USドルのプロジェクトがキャンセルされるまでに僅か5台の完成車しかAMCに送られなかった。更に5台の未完成車があとに残され、後にビッザリーニの共同事業者であったサルヴァトール・ディアモンテ(Salvator Diamonte )によって1台が仕上げられた[要出典]。
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