AJISAI
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AJISAI | |
---|---|
出身地 | 東京 |
ジャンル | J-POP |
職業 | バンド |
活動期間 | 2002年 - |
レーベル | spiral-motion |
メンバー |
松本 俊(ボーカル&ギター) 須江篤史(ギター) Mocchi(ベース) |
旧メンバー | 山本太作(ドラム) |
AJISAI(あじさい)は、日本のバンド。2002年6月結成。4人組。グループ名はアジサイの花のように寂しさの中にも華やかさや力強さを表現したいと命名、しかし実は、初めて作った曲が「紫陽花」だったから、バンド名も「AJISAI」にしようという理由で命名したことをウインターソングバトルで明らかにしていた。2012年から、今まで所属していたBUDDY RECORDSからNo Regret Lifeの小田和奏の運営するspiral-motionに移籍。2014年6月をもって活動休止を発表。また2014年2月23日をもって山本太作が脱退。[1] 2014年7月27日、MURO FESTIVAL 2014への出演をもって活動休止。
2015年7月26日、MURO FESTIVAL 2015へ出演し、活動を再開する。
熱唱オンエアバトルにも出場。
メンバー
- 松本 俊
- (まつもと しゅん、1983年9月19日-) - ボーカル・ギター
- 作詞・作曲は松本が担当。彼の詞は日本語の美しさを知ってほしいため、英語を使わずすべて日本語で作詞している。
- 使用ギターはフェンダー・ストラトキャスター、ギブソン・SG
- 須江 篤史
- (すえ あつし、1984年2月1日-) - ギター・コーラス
- 一部の楽曲の作曲を担当。彼の持っている楽器は数多く、ギブソン・レスポールスタンダード、フェンダー・ストラトキャスター、ギブソン・ES-335、シェクター SD-2、モーリス F-15、ヤマハ NO G.60、エピフォン・フライングV等
- Mocchi
- (もっち: 本名 岩本 孝文(いわもと たかふみ)、1983年6月2日-) - ベース
- 熱唱オンエアバトルのセミファイナルの曲は彼が選んだ。その結果433KBで見事にファイナル進出を決めた。
- Mocchiは学生時代のあだ名らしい。
元メンバー
- 岩崎トモユキ
- (いわさき ともゆき-)- ギター
- 使用ギターは、ギブソン・ファイヤーバード、ギブソン・SGスタンダード、ギブソン・レスポールスタンダードだった。
- お笑いコンビ「三拍子」の高倉に顔が似ている。
サポートメンバー
- イトゥーナオヤ
- (いとぅー なおや -) - ドラム
概要
- NHK ウインターソングバトルに出場。曲は『紫陽花』で421KBを獲得。しかし5位だったためファイナルには出場ならず。
- NHK 熱唱オンエアバトルにも出場。オンエア率6/6。1番に6連勝をしたバンド。第2回チャンピオン大会にも出場。セミファイナルは433KBでファイナルまで勝ち進んだ。
- 熱唱オンエアバトルでファイナル出場。成績は8位だったが『寺田恵子賞』を受賞。
- AJISAIの詞には英詞は入っておらず「日本語の美しさを知ってほしい」ため歌詞は日本語のみ。
- 五人編成だった当初はギターが2人いたため、松本は現在のようなボーカル&ギターではなくボーカルのみであり、楽曲もポップなものが多かった。岩崎が脱退した後、バンドは現在の編成になっており、その頃から勢いのあるロックバンドに変化していった。しかし1stフルアルバム「sunny umbrella」からは松本が心を込めて歌うアコースティックな曲調の楽曲が目立ちはじめ、ミニアルバム「キミスキセツ」でそのスタイルを確立した。
- 3rd album 「pocket LIFE」は以前の曲からまた一歩踏み出した作品となり、賛否両論のアルバムとなる。
出演
テレビ番組
- ウインターソングバトル(2003年冬)
- 初のTV出演。曲は最初に作った紫陽花。421KBでオンエアされるが決勝には行けず。
- 熱唱オンエアバトル(2004年〜2006年)
- 番組史上最も勝利数が多いバンド(ウインターソングバトルも含む。成績は熱唱オンエアバトルの結果の項参照)
ディスコグラフィ
シングル
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
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1st | 2003年11月19日 | 紫陽花 | PVAD-5 |
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BINARY STAR RECORDS |
2nd | 2004年9月22日 | 無色 | PVAD-7 |
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BINARY STAR RECORDS |
3rd | 2008年8月27日 | 君色ノート |
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配信限定リリース | |
4th | 2008年12月3日 | 虹 | DLCK-8121 |
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BUDDY RECORDS オリコン最高141位 |
5th | 2010年12月15日 | Love lala Love | DLCR-10121 |
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BUDDY RECORDS オリコン最高71位 |
6th | 2011年11月9日 | EXIT | DLCR-11111 |
|
BUDDY RECORDS オリコン最高98位 |
アルバム
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
1st | 2007年8月1日 | sunny umbrella | DLCR-07081 |
|
BUDDY RECORDS |
2nd | 2009年3月4日【タワーレコード限定発売】 2009年4月1日【一般発売】 |
sayonara terminal | DLCR-9031 |
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BUDDY RECORDS オリコン最高223位 |
3rd | 2011年1月12日 | pocket LIFE | DLCK-11012:初回限定盤 DLCR-11012:通常盤 |
初回限定盤DVD
|
BUDDY RECORDS オリコン最高69位 |
4th | 2013年08月21日 | 決して鼓動は鳴りやまない | GUSM-2004 |
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spiral-motion オリコン最高126位 |
Best | 2014年02月19日 | AJISAI BEST | DLCR-14021 |
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BUDDY RECORDS オリコン最高218位 |
ミニアルバム
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
1st | Re:NOTE |
|
自主制作音源 | ||
2nd | 2006年5月24日 | AJISAI | LABD-0004 |
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LASTRUM / BUDDY RECORDS |
3rd | 2008年3月12日 | キミスキセツ | DLCR-8031 |
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BUDDY RECORDS |
4th | 2010年4月7日 | Y○U | DLCR-10041 |
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BUDDY RECORDS オリコン最高113位 |
5th | 2012年6月21日 | WORLD ENTRANCE e.p. |
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会場限定盤 |
参加作品
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 |
---|---|---|---|
2008年8月6日 | A SIDE SPLIT Vol,1〜grass field〜 | CTCR-80056 | 3.リメンバー |
2008年11月5日 | A SIDE SPLIT Vol,4 〜sunrise field〜 | SECL-705 | 2.かくれんぼ |
2013年03月20日 | あっ、良い音楽ここにあります。その参 | FIVER-021 | 13.深い森 |
ミュージックビデオ
監督 | 曲名 |
青木亮二 | 「Love lala Love」「アイ コトバ」「桜並木」「線香花火」「虹」「流れ星」 |
オオタシンイチロウ | 「アンドロイド」 |
WAKAME | 「EXIT」 |
出演
- 2010年04月19日・26日・05月03日 - NTV「音龍門」
- 2011年11月25日 - TX「音流〜On Ryu〜」
主な出演イベント
- 2008年11月28日 藍空音楽祭
- 8月21日 ベリテンライブ2011
- 10月09日 BURNOUT SYNDROMES「新世界方面ツアー」FINAL
- 2012年
- 2月06日 Laugh Fes vol,よっこいしょ
- 5月01日 ghostnote「きもちはつたわる」リリース記念パーティー
- 5月11日〜21日 SPACE AGE ROCKS TOUR 2012 "ぼくらの七日間戦奏"
- 6月16日 LACCO TOWER「心枯論」リリースツアー「心懇旅行」
- 7月14日 MURO FESTIVAL 2012
- 9月01日 RADIO BERRY ベリテンライブ2012 〜HEAVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2〜
- 12月15日 LAID BACK OCEAN presents 心の箱 tour extra 「WHEN YOU'RE STRANGE」
- 12月30日 LIVE DI:GA JUDGEMENT 2012
- 12月31日 Crest YEAR END PARTY 2012 Special 4DAYS!
- 2013年
- 2月24日 DISK GARAGE MUSIC MONSTERS -2013 winter-
- 3月20日 Sound Hall a.C 9th anniversary『CENTER CHANNEL』
- 5月17日 Tour break"サラウンド"FINAL 3MAN LIVE
- 6月15日・16日・29日 No Regret Life LAST TOUR 2013 "Memory & Record"
- 6月22日 グッドモーニングアメリカ企画フェス 「あっ、良いライブここにあります。2013」
- 7月14日 MURO FESTIVAL 2013
- 7月26日 大ナナイト vol.69〜MAEBASHI DYVER 7th ANNIVERSARY〜
- 12月16日 Shibuya O-Crest 10周年 Special Week!!〜海闊天空〜
- 2014年
- 1月10日 ammoflight×ROCKTOWN presents 「〜Delight〜」
- 1月26日 NUMBER VOGEL『2nd.アルバム「わ・を・ん」リリースツアー 〜五十音よ鳴り響け〜 』
- 2月05日〜13日 SPACE AGE ROCKS TOUR Feb.2014 "ぼくらの七日間戦奏"
- 2月23日 DISK GARAGE MUSIC MONSTERS -2014 winter-
- 7月27日 MURO FESTIVAL 2014
- 2015年
- 7月26日 MURO FESTIVAL 2015
- 2016年
- 7月31日 MURO FESTIVAL 2016
- 2017年
- 6月11日 ミミノコロック吉祥寺
- 7月22日 MURO FESTIVAL2017
- 2018年
- 5月27日 MiMiNOKOROCK FES JAPAN in 吉祥寺
- 2019年
- 5月26日 MiMiNOKOROCK FES JAPAN
- 7月20日 MURO FESTIVAL 2019
- 2020年
- 5月24日 MiMiNOKOROCK FESTIVAL JAPAN in 吉祥寺 2020 ※新型コロナウイルスの影響により、開催中止。
- 2022年
- 5月21日 MiMiNOKOROCKFES JAPAN in KICHIJOJI 2022
ウインターソングバトル・熱唱オンエアバトルの結果
熱唱オンエアバトルの結果
オンエア? | 回 | 重量(KB) | 順位 | 曲名 |
---|---|---|---|---|
ウインターソングバトル 2日目 |
421KB | 5/10位 | 紫陽花 | |
オンエア |
12 | 429KB | 2/10位 | 無色 |
オンエア |
19 | 417KB | 2/10位 | モノクローム |
オンエア |
21 | 381KB | 4/10位 | オレンジ |
オンエア |
25 | 385KB | 5/10位 | 未来 |
オンエア |
39 | 437KB | 2/10位 | はづき |
オンエア |
46 | 393KB | 4/10位 | 夏の日の終わり |
第2回チャンピオン大会 セミファイナルBブロック |
433KB | 2/11位 | シアター | |
第2回チャンピオン大会 ファイナル |
702KB | 8/10位 | 未来 |
脚注
関連項目
外部リンク
あじさい (人工衛星)
![]() | この記事には参考文献や外部リンクの一覧が含まれていますが、脚注による参照が不十分であるため、情報源が依然不明確です。 |
測地実験衛星 「あじさい(EGS)」 | |
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所属 |
宇宙開発事業団(NASDA) (現宇宙航空研究開発機構(JAXA)) 国土地理院 海上保安庁海洋情報部 |
主製造業者 | 川崎重工業 |
公式ページ | 測地実験衛星「あじさい(EGS)」 |
国際標識番号 | 1986-061A |
カタログ番号 | 16908 |
状態 | 運用中 |
目的 |
H-Iロケット試験機の性能確認 国内測地三角点の規正 離島位置の決定 日本測地原点の確立 |
打上げ機 | H-Iロケット 1号機 |
打上げ日時 |
1986年8月13日 5時45分(JST) |
軌道投入日 |
1986年8月13日 6時44分21秒(JST) |
物理的特長 | |
本体寸法 | 直径約2.15m |
質量 | 685.2kg |
姿勢制御方式 |
スピン安定方式 40.3rpm(初期実測値)[1] 28.5rpm(2010年時点)[1] |
軌道要素 | |
周回対象 | 地球 |
軌道 | 円軌道 |
高度 (h) | 約1500km |
軌道傾斜角 (i) | 50.0度 |
軌道周期 (P) | 約116分 |
ミッション機器 | |
太陽光反射系 | Al蒸着鏡面×318枚 |
レーザ反射系 | レーザ反射体×120組 |
あじさいは日本の測地実験衛星(Experimental Geodetic Satellite、略称:EGS)である。高精度測地ミッションの確立を目標とし、1986年8月13日にH-Iロケットにより打ち上げられた。光線を反射する鏡を持つのみの、コマンドの受信機能などは持たないという意味で完全にパッシブな宇宙機である。追跡と測地などに関するデータ及び後述するスピンレートなど宇宙科学・工学に関係するデータの継続などが業務であり、現在も軌道上にあるため運用中扱いとなっている。
概要
あじさいはH-Iロケットの性能確認、国内測地三角網の規正、離島位置の決定(海洋測地網の整備)、日本測地原点の確立を目的とした測地衛星で、1986年8月13日にH-Iロケットで打ち上げられた。当初は測地実験機能部(EGP:Experimental Geodetic Payload)と呼ばれ、川崎重工が開発を担当した初めての人工衛星であった。衛星の表面は太陽光反射用の鏡面とレーザ反射体で覆われており、太陽光反射の写真撮影によって方向測定を行い、地上と衛星のレーザ光往復時間を求めることにより距離測定を行う。
打ち上げから軌道投入まで
本機は1986年8月13日午前5時45分(JST)にH-Iロケット試験機1号機により種子島宇宙センターから打ち上げられた。この打上げは日本の宇宙機打上げとしては初のピギーバック打上げで、本機の他、日本初のアマチュア衛星の「ふじ」[注 1]と、磁気軸受フライホイール実験装置を搭載した構体ペイロード(「じんだい」という称がある[注 2])が打ち上げられた。
南米上空においてスピンテーブルにより回転を与えられた後に、同日午前6時44分21秒に分離・軌道投入され、「あじさい」と命名された。投入された軌道は高度約1500km、軌道傾斜角約50度、周期約116分の円軌道であった。
特徴
あじさいの形状は直径約2.15mの球に内接する多面体で、スピン安定方式の衛星である。スピン軸は赤道と垂直でスピンレートは約40rpm、質量は685.2kgで、構体系、レーザ反射系および太陽光反射系の3つの系で構成されている。電源および電源を必要とする機器類、スラスタ類、等は一切搭載しておらず、スピンは分離前にスピンテーブルにより与えられたものを慣性(角運動量保存)によって保つのみである。
スピンレートの初期実測値は40.3rpmであった。地球磁場(地磁気)と導電性の衛星材料との相互作用によって衛星内にうず電流が生じ、その電流によって発生する磁場と地球磁場は互いに反発する向きとなるため、スピンレートは漸減する。本機は設計で、これを可能な限り防ぐために可能な限り低導電性の材料を用いるなどしており、推定ではスピンレートが半分になるまで約72年と推定していたが、不確定要素が大きいため正確な予測は困難であり、実際の減衰率は運用後の実測値から算出する必要があった。結果として1987年1月までで-0.6665rpm/年と予測の2倍程度大きく、これによるとスピンの半減期は約30年となった。
その後の観測からこの減衰について、スピンレートyは、打ち上げからの経過年数をxとすると、 Category:日本の宇宙探査機・Category:日本の人工衛星
固有名詞の分類
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