日本陸軍鉄道連隊A/B形蒸気機関車
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/24 04:20 UTC 版)
日本陸軍鉄道連隊A/B形蒸気機関車(にほんりくぐんてつどうれんたいA/Bがたじょうききかんしゃ)は、かつて陸軍鉄道連隊に在籍していた蒸気機関車である。
- ^ 各車の運転台背面は開放型で、背の高いAの屋根の下に背の低いBの屋根が潜り込む構成となっていた。
- ^ 1人の機関士で2台の機関車を同時に操作可能とするため、正位置の機器配置を採るAに対し、Bは配置を反転してあった。
- ^ 基本設計が共通する物をグループ化したナンバーで、厳密には図面番号 (Zeichnungsnummer) と呼ばれ、メーカーの形式図管理台帳の通し番号であったと考えられている。基本的には設計が共通するものについて数字/アルファベット大文字部分が同一とされているが、構造も寸法も異なる車両が同じ番号にカテゴライズされた例もあった。
- ^ この他、これらとセットで用いられる炭水車も2両、ドイツ陸軍向けと同一仕様のものが輸入された
- ^ 例えば鉄道連隊向けの正規採用グループでは蒸気ドーム基部に補強が施され、脱線時のドーム破損を可能な限り防ぐ様に改善されていた。
- ^ コッペル社のドイツ国外を対象とする総合鉄道用品会社。顧客の要望に応じて、同一資本系列の車両メーカーであるオーレンシュタイン・ウント・コッペル(当時の正式社名は「軽便鉄道用品会社 旧名オーレンシュタイン・ウント・コッペル」)社のみならず、ドイツ国内の様々なメーカーから車両を調達して販売していた。
- ^ 今回も機関車のセット数に合わせて94両の炭水車が発注されており、機関車を担当したメーカー各社が同様に分担して製造した。
- ^ ボルジッヒ機関車工場を経由して納品されたので、公式にはボルジッヒ製とされていた。
- ^ クラウス社の原設計では平皿鋲による平滑な仕上げで、他6社はこれに従っていた。
- ^ 急勾配区間では、一方の機関車のボイラ内で煙管や内火室天井板が水面から露出して空焚きとなり、溶栓を溶かしてしまう危険性があった。
- ^ 580mmという記録もある。
- ^ 圧力は当時国内最高であった
- 1 日本陸軍鉄道連隊A/B形蒸気機関車とは
- 2 日本陸軍鉄道連隊A/B形蒸気機関車の概要
- 3 脚注
固有名詞の分類
軍用車両 | 九七式炊事自動車 対戦車車両 日本陸軍鉄道連隊A/B形蒸気機関車 VAMTAC UAZ-469 |
日本の蒸気機関車 | 南隅軽便鉄道1形蒸気機関車 日本陸軍鉄道連隊K2形蒸気機関車 日本陸軍鉄道連隊A/B形蒸気機関車 下津井軽便鉄道11形蒸気機関車 南海C10001形蒸気機関車 |
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