下津井軽便鉄道11形蒸気機関車とは? わかりやすく解説

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下津井軽便鉄道11形蒸気機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/22 04:43 UTC 版)

下津井軽便鉄道11形蒸気機関車(しもついけいべんてつどう11がたじょうききかんしゃ)は、下津井軽便鉄道(後に下津井鉄道を経て下津井電鉄に改称)に在籍した蒸気機関車の1形式である。


  1. ^ 製造番号6786・6787。なお、これらのクラウス社の社内における図面番号を示す系列番号は32alであり、日本に輸入されたクラウス機では他には同系列機が存在しなかった。
  2. ^ 例えば、伊豫鉄道甲1形や別子銅山鉄道1形、あるいは井笠鉄道機関車第1号形などは8tから9t程度のB型機であり、当時の軽便鉄道では総じて開業時にこのクラスの機関車を導入した例が多く、小坂鉄道のような鉱山鉄道を別にすれば当初より10tを超える整備重量のC型機を購入した例は珍しい。
  3. ^ 外観上、いかにも後から追加したように見えたが、これは新造時から搭載されていた。既存の基本設計にオプションで必要部品を追加することで顧客のオーダーに迅速に対応する、システマティックかつ合理性を重視した規格化設計がこの時代に既に実施されていたのである。この水タンクはいずれも台枠内の水タンクとパイプで連結されており、インジェクタは台枠内のウェルタンクから水を吸い上げてボイラに注水する構造であった。
  4. ^ これに対し石炭庫の積載容量は0.69立方m(0.55t相当)であった。
  5. ^ 馬力が1形と比較して20PS大きい80PSで、かつ動軸数が多いため絶対的な牽引力では1形に勝っていたが、その分牽引両数を増やされるため、更に空転が発生しやすい状況に陥っていた。
  6. ^ ただし、下津井の場合は気動車と蒸気機関車や客貨車では装着されている連結器の構造も高さも異なっていたため、気動車を代用客車とすることが出来なかった。


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